こんにちは
ファミリーシップ・サポートの嶋根徹哉です。
反抗期は自立に向けて
子供の心を育む重要なイベント
けれども、
子供の態度や言動にイライラ!
超ームカつくことなんて日常茶飯事
どうしても、口うるさく怒鳴ってしまって
自己嫌悪することもあるよね。
怒ってしまうことは人間だから
しかたがないことだけど、
その怒りが子供の将来に悪影響があったら・・・
ひきこもりに家庭内暴力。
子供の心が荒れてしまわないように
反抗期の叱り方のポイントを覚えておこう!!
反抗期の愛し方、子供が自立に必要な母の愛情は?
反抗期は子供が自立に向けた大切なイベント。
2歳~3歳の一次反抗期
小学2~3年の中間反抗期
思春期の二次反抗期
大人になるまでに、3回の反抗期がある。
そして、
反抗期の対処を間違えると、
子供の心は砂漠のように乾いてしまうかも!
自立に向けて大切なことは
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愛で満たしてあげること
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手をかけずに目をかける!!
子育ては見守るぐらいの気持ちで丁度いい。
手を出し過ぎてしまえば、
自立の芽を摘んでしまう。
子供の危険を先回りして排除してしまうと、
失敗体験も成功体験も積むことができない。
すると、
大人になっても行動できない子になってしまう。
だからこそ、
親は、子供が主体的に行動できるように
サポートだけで十分。
反抗期は自立に向けてのイベント。
そして、自立は愛情の土台があって
はじめて自立できるもの。
だからこそ、
反抗期ほど、子供の心に安心感の
種をいっぱい植えてあげる必要があるよ。
そうすれば、
心は草原のように澄みわたり、
自分の軸が通った主体的な大人になる。
子供が自立に必要な愛情は?
あなたはあなたで大丈夫だよって
思える体験をさせてあげること。
そのためには、
手をかけずに目をかける!!
その心構えが大切だよ。
反抗期に疲れた母がやってしまうNGな叱り方
反抗期は多感な時期。
心が傷つきやすくて
ガラス細工のように壊れやすい。
だから、叱り方も間違えれば毒になる。
子供の心を言葉のナイフでズタズタに
切り裂いてしまっているかもしれない。
だからこそ、NGな叱り方を知っておこう!
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あなた=ダメって叱り方はNG
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ついつい一番やってしまう叱り方は
「あなたはダメね」って言い方。
実は、叱り方には階層があるの。
・環境レベル
・行動レベル
・能力レベル
・考え方レベル
・人格レベル
「あなたはダメね」って言い方は
人格そのものを否定している言い方。
人格を否定してしまうと、
子供の心は刺されるぐらいに傷つく。
なぜなら、
「あなた=ダメ」って意味になるから
存在そのものを否定している言い方だから!
例えば、子供が失敗したとして
環境レベルで否定してみると、
「あなたのいる環境がダメだよね。」
これだと、ダメージをあまり感じないでしょ
本人ではなく、環境を否定しているから!
そして、行動レベルだと
「あなたのあの行動はダメだよね。」
これも、人格ではなく
一部の行動だけが悪かったって
受け取れるでしょ?
能力レベルだと、
「あなたの能力ではダメだね」
考え方レベルだと
「あなたの考え方はダメね」
環境レベル、行動レベル、能力レベル、
考え方レベルと上がっていくほど
自分の否定度合いが大きくなるよね。
なので、注意しなきゃいけない点は
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どの階層レベルを叱るのか?
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ここを意識しておかないと
「あなたはダメね」って安易な叱り方をして
人格そのものを否定しるかもしれない。
人格否定を繰り返せば繰り返すほど
子供の心は枯れていくよ。
人格を否定する叱り方はNG
これを絶対に守ってほしい。
子供の未来を守るためにね!!
叱り方は行動レベルを叱れ!!
もしも、子供を叱らなければならない時
どうやって叱ればいいのか?
それは、
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行動レべルを叱ること
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イライラしてしまうと、ついつい
言葉を省略してしまう。
「あなたが悪い」って感じでね。
これだと、人格否定になるから
ダメだってことはもうわかっているよね。
なので、必ず何が悪いのか?
具体的に伝えてあげて!
そのポイントは行動に着目すること。
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あなたの○○な行動は悪いことだよ
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やってはいけない行動だけを叱るようにしよう!
そうすれば、子供もやさぐれないからね。
『叱るときは行動を!!』
この言葉を心に刻んでおいて!
愛し方は人格レベルを褒めちぎれ!!
褒める時は叱るときの逆をやってね。
「あなたはすばらしい!」
褒める時は人格そのものを褒めること!
そうすると気持ちがいいのが分かるでしょ?
「あなたのあの時の行動はよかったよね」って
行動レベルを褒められても、
あまり嬉しさが湧かないよね。
それよりも、
「あなたはすてき!!」って
あなたそのものを褒める方が
心にグッとくるでしょ!
人格そのものを褒められる体験を
すると、それが自信に繋がる。
自信を積み重ねると、
自分の存在意義に確信が持てるようになる。
すると、自立に大切な
自己肯定感が育つよ。
叱り方と褒め方の階層を知るだけで
子供の心を育む方法がわかる。
ぜひ、人格そのものを褒める習慣を付けてね。
子供の行動が変わるからね。
まとめ
反抗期は自立に向けた準備期間
子供の自己肯定感を育てる時期。
そのためには、
あなたはあなたのままでいい。
って思える体験を積むこと。
なので、反抗期の時に人格を
否定する叱り方をしてしまうと
子供の心は傷ついてしまう。
自分は最低な人間だ。
自分には価値が無いって
自己否定や自己卑下状態になると
大人になっても自信がなく、
被害者意識が強かったり、
批判者になって誰かを
攻撃しているかもしれない。
そうならないためにも、
自分は自分なんだって思える体験を積ませる。
そのためには、
上手な叱り方と褒め方を実践しよう。
叱るポイントは行動レベル
褒めるポイントは人格レベル。
そして、必要以上に手はかけない。
大切な心構えは、
手はかけないで目をかけること!
そうすれば、子供の心は感受性豊かに育つよ。
反抗期は自立のためのイベント。
反抗期を乗り越えるためにも、
親も勉強して、子育てに活かす事が大切だよ。
それでは、
子供の夢を育む育て方を
一緒に実現していきましょう!