家族の問題を解決する心の塾
幸せ家族ナビゲーターの嶋根徹哉です。
ファミリーシップを高めることで僕は妻と1男5女の子供たちの笑顔を育みながら自分らしく自由に生きることができています。
けれども、幸せを感じるまでには失敗の連続だったんだ。
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僕がなんで家族の幸せにこだわるのかというと、
僕の両親や兄弟と関係あるんだ。
僕は3人兄弟の末っ子なんだけど、家族が嫌いだったの。
父親と兄たちがめちゃめちゃ嫌いでね。
話したくないし、顔も合わせたくない。
それぐらい毛嫌いしていたんだ。
けれども、音信不通になることもできなかったの土地柄で。
だから、親や兄たちと関わらなきゃいけないイベントがある時はしんどくてね。
それが、心理学を学ぶことで会話できるまで回復して、今では父親とは同居するまでになっているんだから、心の勉強って偉大だなぁって思う。
そこで今日は、嫌いだった父親と会話できて同居できるようになった心の変化についてお届けします。
親とコミュニケーションを取らなければならない
一緒に住むのに抵抗がある。けれども
自分の気持ちに折り合いを受けないといけない方へ向けてお届けします。
親を嫌いになるのはどうして?
僕は父親がめちゃめちゃ嫌い!
嫌いになった原因を探ると、嫌な思い出がいっぱいなんだよね。
親嫌いになってしまう原因はものすごく単純で、親を嫌いになるエピソードが根強く記憶されているから。
特に僕は父親のことを想いだすと、父親が眉間にしわを寄せている表情に怒鳴り声と叩かれる恐怖がよみがえるの。
親に対して悪ーいイメージを持ってしまうと、嫌いな感情に心が支配されてしまうんだ。
なので、あなたも親をイメージしてみて!
そのイメージが暗ーい感じだったり、気持ちが落ちてしまうイメージだったら、改善していかないと親と会話できるようにはならないんだ。
実は、どんな内的イメージを持っているかを知ることが、親の関わりを改善するヒントになるの。
僕の場合、心の中で父親をイメージすると、怒った表情に暗い印象。そして、気持ちがモヤモヤするイメージが湧いてくるの。
逆に好きな人をイメージしてみると、明るいイメージでいい雰囲気のイメージが湧くのね。
この好きな人嫌いな人のイメージの違いも知っておくと後で役に立つからね!
そして、基本嫌いな人のイメージは暗い雰囲気で嫌なイメージが湧きます。
これは、過去の出来事で痛みや心を傷つけられる体験をしたからなんだ。
すると人間は、嫌いという感情を作り出して、できるかぎりその人に近づかないように心が拒絶するようになるの。
これが、親を毛嫌いする原因なんだ。
なので、いいイメージに少しでも変えることができると、親と関われるようになるの。
僕も、まだまだ恐怖心がすべて払拭できたわけじゃないけど、同居できるまで心の拒絶はなくなったよ。
幼少期の心の傷は大人になってもずっと引きずりやすい。
だからこそ、僕は心理学を学んでよかったって思う。
悩みの原因は自己イメージが変わらない限り、解決しなきからね。
親嫌いの感情に気づこう!
あなたはどれくらい親が嫌い?
親との関係を改善したいなら、自分の内的イメージの親と対峙しないといけないんだ。
過去の記憶に苦しめられているかぎり、親嫌いは治らない。
だからこそ、どれくらい嫌いなのか。
どうして嫌いなのかって向き合う必要があるんだよね。
親嫌いを直したいって思うならね。
僕の場合は、『父親=恐怖』って公式化されてしまっていたから、父親が視界に入るだけで体がこわばって緊張するんだ。
なぜ、そこまで恐怖を感じるかというと幼少期からずっと母に対して怒鳴る姿をみて育ったからなんだ。
母はストレスに耐えられずにアルコール中毒になってしまったの。
そのアルコール中毒の母の姿を見るたびに父親は怒鳴り、怒りをぶちまけていた・・・
だからね、母がお酒を飲んでしまうことが僕もストレスで、お酒を飲んでしまった日は、父親が帰ってくるのが本当に怖かったの。
怒られる・・・って僕の心が悲鳴を上げていた。
その日は母が怒られるだけで、僕が怒られるわけじゃないんだけど、
心って自分事のように受け止めてしまうんだよね。
特に小さい子供であればあるほどね。
だから僕は父親が怖くて嫌いだった。
やさしさなんて感じたことがないから。
あなたはどんなエピソードがあって親を嫌いになった?
嫌いになった出来事を思い出すことから、親嫌いを克服する1歩になるんだ。
親嫌いのイメージを変える
親嫌いになった体験を思い出していくことで、親に対してどんなイメージを持っているのかが分かってくる。
そして、人間は自分の中に持っているイメージに苦しめられているの。
大人になった僕は、父親よりも肉体的に力が上。
殴り合いになれば確実に僕の方が身体的に上だけど。
何歳になっても父親を見ると、怖いと体が緊張する。
それだけ、心に染み込んだイメージって強力なんだ。
だから、トラウマのようなイメージを変えることができると、父親を前にしても体が強張ったり緊張することが減少していくの。
僕は『父親=恐怖』のイメージを変えることができたことで、今では話すこともできるようになったし、同居もできるようになったの。
けれども、まだまだ恐怖心が出ることもあるけどね。
どうして嫌いな親と話せるようになったのか?
僕はどうして大嫌いな父親と話せるようになったのか?
それは、子供が生まれたことがターニングポイント。
子供が生まれたことで、父親のイメージに変化が起きたの。
それは、『子供のおじいちゃん』って見方に変わったときに会話ができることが分かったんだ。
実は、僕たちは自然と環境に合わせてキャラクターを演じ分けているの。
役割って言った方が分かりやすいかな。
子供を前にすると、親スイッチが入って親の役割を演じるよね。
仕事に行けば、仕事スイッチが入って仕事モードになるよね。
仕事しているときに、親のキャラクターで仕事ってできないの。
仕事の時は仕事の自分を自然と演じていると思う。
なので、僕が子供が生まれたことで、新しいキャラクターを手に入れたの。
今までの父親は、恐怖の塊のイメージだったのが、孫をかわいがるおじいちゃんって見方に変わったことで、恐怖のイメージが緩和されたんだ。
すると、孫の話だったら話せるようになったの。
逆に言えば、孫のことだったら話せるって感じだね。
『父親=恐怖』から『父親=おじいちゃん』って心の中の公式に変えることができたことで毛嫌いしていた父親と会話ができるようになった。
何が言いたいかって言うとね。
内的イメージが変われば、話せるようになるってことをね強く伝えたいの!
なので、僕は自分の子供と一緒だと父親と会話ができるんだけど、二人っきりになると、会話がぎこちなくなるんだ。
なぜなら、二人っきりの環境だと親子スイッチが入ってしまって、父親に恐怖を感じる自分に戻ってしまうから。
なので、自分の中に新しいキャラクターを作って、そのキャラクターを演じることができれば会話ができるようになるってわけ。
だから、もしもあなたも親が嫌い。だけど話せるようにならなきゃいけない課題があるなら、内的イメージが変われば話せるようになるってことを知っておいて!
親嫌いを克服して話せるようになるまとめ
親嫌いを克服したい悩みを解決して、会話できるようになりたいと思うなら、
ポイントは内的イメージを変えること。
内的イメージを変えるためには、内的イメージを変える心理テクニックが必要になる。
親を想い描いたときに、嫌悪感を抱くイメージが湧くなら、それを緩和させるイメージの変換テクニックが必要になるの。
僕は、子供が生まれたことで父親の見方がかわったこと。
心理テクニックを手に入れたことで、父親と会話できるようになり同居できるようになった。
もしも、あなたも解決しなければならない親の問題があるなら、ぜひ心の知識とスキルを手に入れて欲しいって思います。
家族の問題は心の問題。
自分の心の反応を知れば、解決策も分かってくる。