人生ストーリー

子供を叩いてしまうほど感情のコントロールができない 第3話

家族の問題を解決する心の塾
幸せ家族のファミリーシップを伝える嶋根徹哉です(^^♪

 

おかげさまで大好評の嶋根家の裏話。
バックナンバーはこちらです。

第1話 離婚の危機
第2話 長男の不登校

今日は久しぶりに子供たちと将来の夢を語り合いました(^^♪

小学5年生の長男は海の男(漁師)に憧れているようです。

早速、ボートで海に出る体験をするために、初の海釣り体験に男2人で行ってきます。

どんな感性が磨かれるのかが楽しみです。

 

実は、長男は自分の好きなことにチャレンジするとか、将来の夢を描くのが苦手なんです。

これは僕が本当にごめんなさいって思っていることなんだけど、長男が5歳のとき叩いて育ててしまったんだよね。

それが原因で自分の考えていることを発言できなくなっちゃったの。

僕が高圧的にしてしまったことで、自分の考えを言うのが怖くなってしまったんだよね。

自分の考えを言うと怒られるって心の傷を負ってしまったの。

そこで、第3話では僕が子供を叩いてしまう失敗談から、子供を叩いてしまう親の心理状態と感情のコントロール方法についてお届けします。

子供をどうしても叩いてしまう
感情のコントロールができない悩みを持つ方に向けてお伝えします。

イライラが止まらない子育ての原因は?

長男が5歳、6歳の時の話。

僕は長男の態度を見ているだけでイライラしていたんだ。

特に、質問しても答えない。
なよなよした態度に物凄い腹がたったんだよね。

理由なんてわからないの。

長男の存在がイライラするみたな感じになってしまったんだよね。

心理学を学んできた今だからイライラする理由はわかるけど、当時はなぜこんなにイライラするのかってわからなかったんだ。

一体どんな理由がイライラの原因だったかって言うと


自分の姿を長男にかぶせて見ていたから!

僕自身の劣等感を子供に投影していることがイライラの原因だったの。

だから、長男のなよなよした態度を見ると、自分の醜い部分を見ているように感じてしまって怒りとして反応していたんだ。

僕自身、幼少期のときは意思表示が苦手だったの。

自分の意見なんて言えない。

当時の長男と一緒だったの。

だから、無意識に自分と同じようになってもらいたくないって想いも働いて長男の態度を見るたびにイライラしていた。

子育てっていろんな理由でイライラしてしまうものだけど、ほとんどのイライラの原因は自分の中の劣等感なんだ。

子供を通して自分の劣等感が反応しているから怒りの感情が湧く。

このことを覚えておいて!!

子供を叩くのは親の子育てを引き継いでいるから?

劣等感を抱いていることでイライラする子育てになってしまう。

けれども、この劣等感はいつ生まれたんだろう。

その1つの原因が【自分の親】

親からやられて嫌だったことを自分の子供にやってしまう。

無意識に自分の理解者を作ろうとしていることもあるの。

例えば、僕は時間を守るや約束を守るって価値観が凄く強い。

それは、親から厳しく叱りつけられたから。

だから、僕自身も時間や約束に対する価値観が強いんだ。

すると、子供が時間通りに行動しないと怒りがこみ上げるの。

そして、自分の親にやられたように子供を叩いて時間を守る大切さを伝えているんだよね。

親からやられて嫌だったことを無意識に子供にやってる。

このことに気づいたときはショックだったね。

だって、嫌いだった親と同じことをしているんだから。

だからこそ、子供を感情的に怒ってしまった時は、冷静になったときに考える必要があるんだ。

どうしてこんなにイライラするのか?

このイライラはどんな体験が原因なの?

すると、

「親の言うことは聞かなければならない」
「弟(妹)はいじめてはいけない」
「行儀よくしなければならない」などなど

親からきつく言われていたことが原因かもしれない。

怒りが湧いてしまう原因をまとめると、
過去の体験から出来上がった価値観が反応していて、子供が価値観通りに行動しないから怒りが湧くの。

価値観を知ることが感情をコントロールする1歩になる

 

子供にイライラしてしまう原因は価値観にある!

そして、価値観は過去の体験によってできるの。

さらに、価値観が出来上がると無意識に反応してしまう。

無意識だからイライラが爆発すると歯止めが効かなくなる。

そして、怒ったあとに子供にごめんねって気持ちで嫌悪感を抱くことになるんだ。

だからこそ、感情をコントロールするためには、価値観に気づくことが重要になるの。

僕は自分の劣等感を長男に重ねて見ていることに気が付いたことで、自分と長男は違う人。

僕は僕。長男は長男って切り離せるようになったの。

すると、長男に対するイライラが落ち着いていったんだ。

それから、感情的に怒りがこみ上げるたびに、自分に問いかけるようになった。

「どうしてこんなに僕はイライラするんだろう」

すると、「ああ、僕はこんな考え方を大切にしていたんだ」っていろんな気づきがあるんだ。

そのおかげで、叩いてしまうほどの怒りは無くなっていったね。

感情をコントロールするためには、自分を深くしらないといけないの。

自分はどんな過去の体験をしてきて、
どんな考え方を大切にしているのか?
どんな想いを子供に伝えたいのか?

自分を知ることで感情はコントロールできるようになるんだ。

 

感情をコントロールする方法をまとめると

 

感情をコントロールできるようになると、子育てはグッと楽しくなる。

今では子供が6人いるけど、長男と長女だけの2人の時が一番精神的に辛かった。

イライラしない日がなかったよね。

それは、しっかり育てなきゃいけないって力が入りすぎていたんだと思う。

特に長男には、自分の姿を投影していたから
自分のようにはなってもらいたくないって想いが強かった。

だから、自分と似た部分があると、怒鳴って叱りつけてしまったんだよね。

なので、感情をコントロールする方法をまとめると

自分の怒りの原因になる価値観に気づくこと
そのために、自分のルーツ(過去の体験)から
大切にしている考え方。劣等感に気づくこと。

そして、自分の劣等感を含めて自分を愛してあげること。

自分の過去(劣等感)を拒絶していると、子供が同じような行動をとると怒りが湧いてしまうからね。

じゃあ、どうしたら自分を愛してあげられるのか?

自分の感覚を知ることから始まるんだ。

自分の好き嫌いの感覚
不安や安心感を抱く感覚
幸・不幸の感覚

コインの裏表のように、自分の光の感情と影の感情を知ることで自分を愛してあげる入り口が開くんだ

まずは、子供イライラすることがあったら自分にイライラの原因を自問自答してみることから始めてみて!

分からないことがあれば質問してくれたらうれしいです。

 

 

ABOUT ME
ファミリーシップ・トレーナー嶋根
子供の心を豊かに育むための、愛されママになる方法をお届け! 『ママは家族の太陽』の才能を開花して5年後も10年後もずっと私らしく愛され続けるファミリーシップ・サポートを提供しています。