家族の問題がやっと解決できる
幸せ家族のファミリーシップを伝える嶋根徹哉です(^^♪
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幸せ家族の裏話。
前回は離婚の危機からわかる夫婦円満の秘訣をお届けしました。
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今日は、長男が不登校になってしまった体験です。
子供が不登校になった
不登校になりかけたって経験はありませんか?
実は、我が家の長男は小学校1年の時に不登校になりかけてしまったんです。
もしも僕が長男の気持ちに気づくことができなければ完全に不登校になってかも!
今では楽しく学校に行って、運動が大好きな子になっています(^^♪
そこで、第2話として不登校の裏話をお届けします。
子供の不登校や子供とのコミュニケーションに
気持ちの伝え方で悩んでいる方に向けてお伝えしていこうと思います。
不登校は親のせいなの?
長男が不登校になりかけたのは小学1年生の時。
入学してから3か月ぐらいたった時だったかな。
突然「学校行きたくない!!!」って泣き叫んだんだよね。
けれども、学校に行きたくないって言いだしたのはこれが始めてじゃなかったの。
入学して1か月経たないうちから「行きたくない・・・」って言っていたんだよね。
だけど、僕も妻も仕事があったから行って貰わないと困る。
だから、無理やり行かせていたんだ。
「ぐちぐち言ってないで学校行け!」って。
この時の僕は【学校行くのは当たり前】って価値観を持っていたから行かない方がおかしいでしょって思ってた。
なので、長男の心の叫びは無視。
むしろ、怒鳴って追い詰めてしまっていたの。
長男のなよなよしている姿にイライラしちゃってね。
すると、どうなるのか?
長男の心がパンクしちゃったんだよね。
だから、ある日突然「学校行きたくない!!」ってこの世の終わりのように発狂するように泣いたんだ。
そのとき、やっと気づいたの。
長男ヤバいのかもしれないって。
もしも、あの時に長男の叫びに耳を傾けないで突き放していたら長男の心が折れてしまって不登校になってしまったと思う。
なぜなら、長男の【安心・安全欲求】が枯渇していたから。
家庭によって不登校になってしまう理由はさまざまだけど、共通している心の問題は2つ。
【安心・安全欲求】と【快・痛みの原則】の2つ。
子供の行動や言動には意味がある。
その言葉の裏にある心の叫びを聴き取れると解決策が見てくる。
なので、不登校は親のせいなのか?こんな質問があったら僕はこう答える。
不登校になってしまうのも子供の個性だよって。
なぜなら、子供が出来事に対してどんな印象を持つのかは人それぞれ違うからね。
不登校になった長男の心の変化とは
長男がどうして学校に行きたがらなかったのか?
長男に聞くと、「先生が怖いから」こんな回答が返ってきたんだ。
長男の担任の先生は男性の先生で、普段の声色はやさしいんだけど指導するときの声が強いんだ。
そして、長男は感受性が強いタイプだから、相性が悪かったんだよね。
担任の先生が不真面目な生徒を指導するのが、まるで自分が怒られているように感じてしまうの。
だから、毎日毎日恫喝されているように長男は感じてしまったの。
すると、学校に行くと「怒られる」って印象が付いちゃったんだよね。
そして、繰り返し繰り返し恐怖を感じることで、『学校=恐怖』って価値観ができてしまったんだ。
だから、学校はストレスが溜まる場所。危険な場所って心に刷り込まれてしまったの。
すると、人間の心はどうなるのか?
逃げたくなるんだよね。
人の行動の原則は【快・痛みの原則】
楽しいこと、快楽に繋がることは自分からやりたくなる。
反対に痛いこと苦しみを感じることからは逃げたくなるの。
そして、長男は少しでも安全を感じられる家いたいって想いが強くなったんだ。
だから、泣き叫んででも学校に行きたがらなかったの。
なので、ここで知っておいて欲しいことは、人の行動は【安心・安全欲求】を満たすために【快・痛みの原則】で行動を決めること。
そこで、親ができることは子供の【安心・安全欲求】をどうやって満たしてあげられるか!
このポイントが大切になるんだ。
だけど、僕は長男を突き放して続けてしまったんだ。
「いいから学校行け!!」って毎朝、毎朝。
長男の心の叫びを無視してね。
その結果問題が大きくなって不登校になってしまったんだ。
不登校になった子供に親ができることは?
不登校になってしまった子供に親ができることは3つだと僕は思う。
それは、
子供の安心・安全欲求を満たしてあげること
子供のネガティブな価値観を変えてあげること
親が柔軟に物事を考える力をつけること
この3つだと思うんだよね。
まず、僕が長男に行ったことは安心・安全欲求を満たしてあげること。
そのために、学校を休ませました。
そして、僕自身も仕事を休み、徹底的に長男と関わり合いました。
今までは、長男を突き放してしまってストレスを溜めさせる生活を強いてしまっていた。
だから、子供の欲求を満たすためにいっぱい遊ぶことにしたんだ。
平日でみんなが学校行っている時間に自転車で遠出をしてみたり、
長男と二人っきりで美味しいものをたべたり。
何があってもパパがあなたを守るよってメッセージを送り続けたんだ。
そして、次にやったことが、
長男にできてしまった『学校=恐怖』となってしまった価値観を変えること。
長男にとって学校に行けない障害が担任の先生だったので、担任の先生と3者面談をすることにしました。
僕は何度か先生と話したことがあるので、悪意がない先生ってことは知っていた。
けれども、悪い言い方をするなら恐怖を使って生徒を指導する気質はあったんだ。
恫喝のような言葉が長男に恐怖心を駆り立てていたので、3者面談ではどれだけ生徒を想って指導しているのか?
先生の気持ちをいっぱい話してもらったんだ。
すると、長男も3者面談をすることで先生は怖いだけの人じゃないってことがわかってきたようで、顔色も変わっていきました。
さらに、家では先生の叱る時の状況や叱られている友達との状況を整理したりして、自分事として受け取らないように心のトレーニングをしたんだ。
その結果、長男は短期間で学校に復帰。
初めのうちは「先生怖い」って感じになっていたけど、学校での状況を整理して溜まったストレスを家の中で吐き出せるようにした。
そうすることで、子供の安心・安全欲求が満たされるんだよね。
だから、親ができることは子供の安心・安全欲求を満たして、ネガティブな価値観を変化させてあげることが大事になるの。
そのためにも、親が柔軟に物事を見れないといけないんだ。
僕も、「学校行くのは当たり前」って価値観を強く持っていたけど、
「学校以外にも選択肢はいっぱいある」って価値観にシフトしている。
だから、6人いる我が子がどんな状況になってもその子の個性に合わせて解決策を見つければいいやって考えているんだ。
親ができる柔軟な考え方とは?
親が自分のことしか考えられないと子供の感情を殺すことがある。
長男が不登校になったときは、僕も妻も仕事のことしか考えていなかった。
妻は起業が波に乗り出していた時期で、毎日が忙しく。
僕は職場でリーダーとして中間管理に忙殺されていた。
この時は残業100時間とか、かなりブラックなことをやっていたので子供たちと向き合う余裕がなかったんだよね。
そして、学校に行くのは当たり前って価値観を普通に持っていたから、長男のSOSを完全に無視していた。
さらに、怒鳴って長男の心を追い詰めていたんだよね。
だからこそ、親自身が価値観に縛られない生き方や人間心理の知識が必要になっていく。
親が子供の安心・安全欲求を満たし、子供の安全基地になることができれば子供の個性を伸ばしていける。
だからこそ、僕は知って欲しいって思うんだよね。
心の取り扱い方について!
ぜひ、一緒に子供たちの笑顔を育むスキルを身に付けていけたらと思っています。