この記事では、自己肯定感が低いことからモラハラ夫になってしまった旦那さんの自己肯定感を上げる関わり方についてお届けします。
・すぐ否定されたと感じ精神的に不安定になってしまう夫。
・私はどんな対処をすればいいの?
・自己肯定感を上げる関わり方を知りたい!
こんな悩みを抱えている方に役立つ内容になっています。
自己肯定感が低いモラハラ夫は、過去の失敗体験や親から植え付けられた価値観などで心に傷を抱えています。
そして、心の傷からネガティブな思考になったり、強迫観念から完璧主義になっていたり、偏った考え方に囚われてしまっています。
実は、ネガティブな箱に囚われているような状態なんです。
だからこそ、
【ネガティブな箱から出してあげる関わり方】
これが自己肯定感が低いモラハラ夫を救う関わり方になります。
そこで、自己肯定感が低いモラハラ夫を変えるあなたの関わり方について解説します。
自己肯定感が低くなる原因を知ろう!
自己肯定感を上げようと思ったら、自己肯定感が低くなってしまった原因を知らなければなりません。
何事も原因を明らかにしないと改善策は生まれないの。
では、自己肯定感が低くなってしまう原因は何か?
それは、
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価値観です!
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否定的な価値観を持っているから自己肯定感が低いんです。
例えば、
【人は信用できない】って価値観を持っていると、
人と出会った時に、「この人は腹黒そうだ」とか「裏では陰口を言ってるでしょ」など、ネガティブ考え方をしてしまうの。
すると、人間関係は失敗しやすくなるよね。
【人前で話すのが怖い】という価値観を持っていたら、あがり症になるし、仕事でプレゼンをしなきゃいけないとしたら、声がどもってしまったり、頭が真っ白になったりするの。
そして、失敗体験を繰り返してしまうことで、
【俺は仕事が出来ない】とか【俺は人付き合いが下手】など、自己肯定感を低くする価値観をどんどん自分に貼り付けてしまうの。
自己否定する価値観が多くなるほど自己肯定感は低くなる。
じゃあ、どうして自己否定しなければならない価値観ができてしまったのか?
それは、過去の失敗体験やトラウマといった心の傷や親から刷り込まれた価値観が主な原因。
もしも、親からテストで100点以外許されない環境で育つと、完璧主義な価値観ができ上がっていきます。
95点を取ったとしても、「なんで5点ミスしたの?」と親から責められてると、出来ないところに焦点があたり、自分を責めるようになります。
そして、【優秀じゃないと認められない】と、言うような価値観ができ上がり、自分も他人もその価値観で評価するようになります。
なので、価値観を通して良い・悪いを判断するようになるの。
だから、価値観の基準が高いほど、感情的になりやすくなります。
自己肯定感が低いモラハラ夫は、価値観の基準が高いからこそ、あなたが価値観に合わないことをしてしまうと、激しくキレるの。
僕は、【妻は家庭的であるべき】という価値観を持っていたから、家庭をかえりみないで仕事に専念する妻が許せなくなり、モラハラをするようになってしまいました。
なので、価値観を大切にすればするほど、価値観からズレた行動が許せなくなります。
だからこそ、旦那さんの中に出来てしまった価値観を緩めてあげることで、自己肯定感は上がっていくし、モラハラ行動も落ち着きます。
すべての原因は価値観にあるのです!
どうしたらモラハラ夫の自己肯定感は上げるのか?
では、どうしたらモラハラ夫の自己肯定感は上がるのか?
それは、
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価値観の箱から出してあげること
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自己否定するのも、他者を批判するのも、価値観が基準になっている。
実は、僕らは価値観を通してでしか世の中を見れません。
【時間は守るもの】という価値観が強かったら、遅刻は絶対に許せなくなります。
この価値観を通して世の中を見てしまうので、時間にルーズな人は嫌いになるし、許せなくなります。
逆に時間を守る人は好印象に映ってしまうんだよね。
そして、自分自身も価値観を守ろうとするので、5分前行動は当たり前な感覚になります。
もしも、自分が時間を守れずに遅刻をしてしまったら、価値観が強すぎるほど自分を責めます。
「俺は何てクズなんだ」って責めて落ち込んで、自己否定を繰り返しまう。
価値観が良い・悪いの判断基準を作ってしまうから、生きづらくしている価値観を緩めることが大切。
僕らは価値観の箱に入って、箱の中から世の中を見ている状態なの。
だから、価値観のフィルターを通して物事を判断していることになるの。
だからこそ、自己肯定感が低いモラハラ夫の価値観を変えるアプローチが、あなたの戦略になります。
自己肯定感が低いモラハラ夫を救う方法
自己肯定感が低いモラハラ夫を救うためには、生きづらさを感じる価値観を緩めてあげればいい!
そのためにも、価値観に気付かせる必要があります。
実は、僕らって何百、何千と無数の価値観を持って生活しています。
そして、ほとんどの価値観に気づけていません。
気付けていない価値観は、変えようがないので、気づいてもらう必要がある。
じゃあ、どうやって価値観に気づいてもらえればいいのか?
それは、悩みやイライラすること納得できないことなど、旦那さんの感情の揺らぎを指摘することから始まります。
けれども、指摘するとキレられたり夫婦喧嘩になってしまうので、指摘する前にやっておかなければならいないことがあります。
そこで、自己肯定感が低いモラハラ夫を救う関わり方は次の順序になります。
・モラハラ夫の心を開く(共感)
・夫の過去や価値観を認める
・夫の価値観の例外を探す
・お互いの未来の話をする
この順序がモラハラ夫の自己肯定感を上げるあなたの関わり方になります。
なので、各ポイントを詳しく解説していきます。
モラハラ夫の心を開く(共感)
モラハラ夫の自己肯定感を上げるためには、自己否定や完璧主義な価値観を緩める必要があります。
けれども、人間は変化が嫌いな生き物。
価値観を変えるって本来嫌いなことなの。
だから、あなたが指摘したり否定的な言葉掛けをしてしまうと、旦那さんは拒絶反応を起こします。
すると、情緒不安定になったり、キレたり、暴れたりして、無意識に自分の価値観を守ろとするの。
だからこそ、拒絶反応を起こさせないために、心を開いてもらい、信頼関係を深める必要があります。
極端な話、嫌いな人に話しかけられたら拒絶反応しかでないよね。
正しいことを言っているとしても聞く耳を持たないよね。
なので、心を許せる存在にならないといけないの。
では、どんな人に心を開いてしまうのか?
それは、
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安心感を抱ける人
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好感度を上げていくことが大切なんだ。
じゃあ、どうしたら旦那さんが心を開く人になれるのか?
そのイメージは『銀座のママ』聴き上手になること。
接客業のプロフェッショナルは相手の心を掴むのが上手いよね。
そして、心を掴む初めのステップは『共感』から始まります。
「そうなんだ」「なるほどね」「それから」など、旦那さんの価値観を傷つけないように、肯定も否定もしない言葉掛けが大切なポイント。
そして、信頼残高を貯めていくと、旦那さんはあなたに心を許し、弱みを見せてくれるようになります。
聴き上手になり、心の内を話してくれるようになったら次のステップ
夫の過去や価値観を認める
自己肯定感が低いモラハラ夫は自己否定する価値観を持っているから自己肯定感が低い。
自己否定するってことは、自分のことを認めることが出来ないってことなんだよね。
『自分=無価値』『自分=集団生活が出来ない人』『自分=結果を出せない人』などなど
自分を卑下するレッテルを自分自身に貼ってしまっている。
けれども、そんな自分を認めたなくて拒絶するから、感情的になりモラハラ行動をしてしまう。
これが出来ない自分、マイナスな自分もひっくるめて、これが自分なんだって認めることができると、自己肯定感は上がるの。
だからこそ、自己肯定感が低いモラハラ夫を救う関わり方の次のステップは、
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あなたが旦那さんのマイナスな価値観を認めること
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旦那さんは過去の失敗体験や親から求められ過ぎて悩んだ体験から、自己否定な価値観できています。
過去の自分を拒絶しているから辛いの。
そんな自分を受け入れるために、あなたがその当時の旦那さんの気持ちに同調し、包み込んであげると、
旦那さんの否定的な価値観が緩み始めます。
『こんな自分でいいんだ。』
『あの体験があったから、今の自分がある!』
と、旦那さんが過去を肯定出来ると、自己肯定感は上がり始めます。
なので、
旦那さんが辛かったなら、「辛かったよね」と、
理不尽なことに耐えてきたなら「理不尽だったよね」と、
旦那さんの気持ちに同調し、その当時の自分を受け入れられる手助けをしてあげてください。
夫の価値観の例外を探す
旦那さんは過去の体験から自己否定する価値観ができている。
それが、
「あの時はそうするしかなかったよね」
「他に選択肢は無かったよね」
「本当はこうしたかったよね」
と、当時の気持ちを受け入れ、今の自分になったのは、しょうがないことだったんだと、認められたら次のステップ。
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旦那さんの価値観の例外を見つけよう
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自己肯定感を低くしてしまった価値観があるからこそ学べたこと、成長出来たことを見つけられると、価値観がさらに緩みます。
そして、価値観が変化します!
例えば、
『仕事で結果を出さない自分に価値はない』と、価値観を持っていた旦那さんは、
仕事を優先にして、奥さんをワンオペ育児に追い込み、夫婦喧嘩が絶えなくなりました。
なんでそんな価値観が出来てしまったのか?
それは、親から結果を出さないと褒められない。
出来ないことを責められ続けたことによって、できていました。
その結果、強迫観念のように評価を気にして、家庭を顧みれなくなってしまったの。
これが、旦那さんの心を開き信頼関係を深めると、弱みをさらけ出します。
当時の親との関係に悩んでいたことを話してくれ、結果を出さないと認められず、辛かった自分を受け入れる手助けが出来たら、
価値観の例外を見つけてもらうために質問をしてみましょう!
「頑張ってきたからこそ、成長できたことってないの?」と、
質問してあげると『結果を出せない自分はダメだ』凝り固まっていた強迫観念の価値観の箱から出ることができます。
・やり抜く力が身についた
・関連情報を調べる習慣がついた
・既存のやり方に疑問を持ち効率を上げることを意識して仕事ができる
などなど、
親から認められるために頑張って来た過去の自分がいるからこそ、今の自分にとって長所になる能力や強みに気づけると、
今までの自分は間違ってなかった、過去があるから今があると、
マイナスな過去も見方を変えれば、プラスになることに気が付けると、さらに自己肯定感は上がります。
だからこそ、
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旦那さんの価値観に質問をして視野を広げてあげましょう!
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どんな物事もコインの裏表のように表裏一体なの。
不幸なことを経験したから幸せが分かるし、
辛さや悲しさを知っているから優しさもわかる。
心の傷から学べたことに気付かせて、過去と現在を結んであげると、過去を受け入れられ、過去の出来事が強みに変わります。
お互いの未来の話をする
価値観の例外を見つけ、過去があるから今の強みになっていることに気が付けたら、
さらに、自己肯定感を上げるために、
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未来の話をしましょう!
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過去の傷ついた体験があるからこそ、成し遂げたい想いがあるの。
当時やりたかったけど出来なかったこと等、未消化になっている心残りを話すと、
過去があったからこそ本当に理想が分かるの。
どういう事かというと、
僕は人間嫌いなところがあって、人を避けるような性格でした。
それは、機能不全家族と呼ばれる中で育ち、いじめの経験や親友だと思っていた人に裏切られたり、
信じれば裏切られる経験を繰り返したことで、人付き合いが苦手になってしまいました。
『人は善人面した悪魔だ』こんな価値観を通して世の中を見ていたから、
人が信用できず、裏の顔を勝手に想像して敵の様に感じてしまっていたんだよね。
その結果、人と関わらない仕事を好み、職人の世界に憧れたの。
それが、過去の心の傷を受け入れ、その傷があるからこそ今の自分がある!
成長でき強みになったことがあることに気付くと、今までの世界観がガラリを変わりました。
人が怖い、信用できないという想いの裏には、人が好きだって気持ちが隠れてたんだよね。
価値観は自分の心を守るためにも出来るので、僕はこれ以上傷つきたくないという想いから、『人は善人面した悪魔だ』って価値観を作り出していたの。
けれども、価値観の箱の外から自分を見つけなおせると、人と関わりたい、関わるのが好きがって気持ちがあることに気付けるの。
そして、僕は今の対人支援の仕事に活きているんだよね。
過去の傷ついた自分がいるからこそ、その想いの裏には未来の自分が隠れている。
だからこそ、
夫婦で未来の話をたくさんしてください。
その時のキーワードが、「もしも○○できたら」
『もしも』を使うのがポイント。
普通に考えると、価値観の枠の中で考えてしまうんだけど、『もしも』を使うと、価値観の枠外に視野を広げることが出来るんだ。
そして、
過去の自分、今の自分、未来に自分の理解が深まるほど、自己肯定感は上がります。
過去の自分に囚われているから自己肯定感が低いので、囚われた箱から抜け出されば自己肯定感は上がる。
なので、最後は未来の話をしてワクワクする未来を想像してみましょう。
そして、夫婦で話し合ったその未来に向かって行動を起こせば、夫婦仲はどんどん良くなりますよ。
まとめ
自己肯定感が低いモラハラ夫を救う関わり方についてお届けしました。
ポイントは、
/
過去、現在、未来の流れを取り戻すこと
\
自己肯定感が低い人は、過去の失敗体験や心の傷に囚われています。
言い換えると、過去に執着しているの。
その執着を手放し、過去があるから今の自分がいる。
過去の辛い思いをしたからこそ、未来への想いがある。
過去から現在、そして未来へと流れると、自分の物語が理解できるようになる。
そして、自己理解が高まるほど、自己肯定感も高まります。
だからこそ、
自己肯定感が低い旦那さんをサポートしたいと思ったら、この記事で伝えた関わり方
・モラハラ夫の心を開く(共感)
・夫の過去や価値観を認める
・夫の価値観の例外を探す
・お互いの未来の話をする
これを実践してみてください。
けれども、『伝え方』が悪いと、逆に悪影響を与えてしまいます。
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