この記事では、すぐ不機嫌になる夫の対処法を知って、普通に会話ができる方法についてお届けします。
・すぐ不機嫌になる夫の気持ちが分からない
・どこに地雷スイッチがあるのかも分からない
・子供もどう接したらいいか分からない状態
こんな悩みを抱えている方に役立つ内容になっています。
まず結論からお伝えすると
【お互いの取り扱い説明書を交換する】
これが、究極の対処法になりますが、旦那が聴く耳を持たない。
普通に会話したいと思っても夫婦喧嘩になってしまう。
ストレスが溜まり過ぎて話しかけるのも辛い・・・
などなど、さまざまな障害を抱えて上手くいかないと思います。
そこで、不機嫌な旦那さんの心理をお伝えしていくので、あなたが出来ることから始めてください。
そうすれば、あなたが想い描く普通な会話ができるようになりますよ。
なぜ夫は不機嫌になるのか!
不機嫌な夫と関わっていくためには、不機嫌なる原因を知ることが大切です。
問題解決の本質は原因を明確にすることが大切!
そこで、なぜ夫は不機嫌なるのか?
それは、
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満たされない欲求があるから
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不機嫌になっているってことは自分が想い描くような状態になっていないってことなの。
例えば、
・家庭に居場所を感じない。
・頑張っているのに認めてもらえない
・愛されていないと思い込んでいる
などなど、
不満や不安が溜りに溜まって不機嫌になっている。
だからこそ、
不機嫌な旦那さんと普通に会話をするためには、どんな欲求を満たしたいのか!
どんな不満や不安を抱えているのか?
ここを観察して旦那さんの心を読み解くことが重要になってきます。
そこで、
不機嫌になる旦那さんはどんな欲求を満たしたいのか!
不機嫌になるパターンを知っておきましょう。
夫が不機嫌になる4つの欲求
夫が不機嫌になる原因は、満たされない欲求があるから!
そして、欲求は人それぞれ違うけれども、おおむね4つのパターンに分けることができます。
なので、旦那さんが不機嫌な時は、次の4つのどの欲求がみたされていないのかな?って意識して関わってみてください。
すると、「あっ!夫は○○を求めているのか」ってだんだんと旦那さんの心が読めるようになってきます。
1 安心感が満たされていない
2 束縛や閉塞感を抱いている
3 特別感が抱けない
4 家族のつながりを感じられない
この4つのパターンに分類でき、旦那さんの不機嫌なポイントになっています。
そこで、各パターンを詳しく見て行きましょう!
安心感が満たされてない
人間の根本的な欲求は安心安全欲求です。
なので、安心感が満たされないと不機嫌になりやすいです。
では、安心感が満たされていないってどういう状態なのか?
それは、『居心地が悪い』とか『自分の居場所を感じられない』など
安らげない環境になっていると安心感が抱けずにストレスを溜めてしまいます。
不機嫌になるってことは、言い換えればストレスが溜まっている状態です。
ストレスが発散できない家庭環境になっていると、旦那さんの不機嫌スイッチが入ってしまいます。
なので、見分けるポイントとしては、
・家に帰ってくるといつもイライラしている
・話しかけても無視される
・文句が多い
などの行動がある時は、安心感が満たされていない場合があります。
束縛や閉塞感を抱いている
自由や趣味に生きるような旦那さんの場合
束縛や閉塞感を抱くと不機嫌になりやすいです。
型にはまるのが嫌いなので、「父親でしょ」って言葉を聞くと、カチン!とすぐに不機嫌スイッチが入ってしまいます。
なので、
・すぐに反発する
・デカい子供に感じる
・威圧される
などの特徴があるなら、旦那さんは束縛や閉塞感を抱き、反発するために不機嫌になっているかもしれません。
駄々っ子のような旦那さんなので、コミュニケーションも工夫が必要になります。
特別感が抱けていない
自己肯定感が低い旦那さんも不機嫌になりやすいです。
特に、家庭に居場所を感じない、頑張っているのに認めてもらいえない。と、感じている旦那さんは、自分を認めてもらいたくて荒れやすくなります。
・自己顕示欲が強い
・仕事を自慢する
・妻を貶してマウントを取ろうとする
などの行動がある時は、特別な存在で在りたいがために不機嫌になりやすいです。
そして、特別感が欠如し過ぎると、過激なモラハラ夫になってしまうので注意が必要。
自分でストレスコントロールが上手くいかなくなっているので、キレやすく依存的なので、関わり方にはコツが必要になります。
家族のつながりを感じられない
つながりを大事にする旦那さんは一体感が抱けないと不機嫌スイッチがはいります。
スキンシップが好きなので、邪険に扱われると不機嫌になるのでめんどくさいです。
子供好きなので、子供から好かれることもありますが、母親としての役割を求め過ぎる傾向があるので、自分が想い描く母親像になっていないとキレやすいです。
子供から好かれることをいいことに、俺の子育ての方がスゴイとマウントをとる旦那さんもいます。
・性欲が強い
・スキンシップを求める
・子煩悩で家庭に介入したがる
こんな傾向がある旦那さんは、奥さんが思い通りに行動してくれないと不機嫌になります。
つながりを大事にしているので、上手に旦那さんを舵取りが出来れば、家庭的な旦那さんになる可能性を秘めています。
夫の価値観を知ろう!
不機嫌な旦那さんを攻略するためには、欲求を満たすことがポイントになります。
そこで、おおまかな欲求の4つのパターンを知っていただきました。
けれども、4つのパターンのどれに当てはまるか分からないって方もいると思います。
必ずどれかに当てはまるわけではなく、2つ3つ重なっている場合もあるので、うちの旦那の場合どうすればいいんだろう?って悩むかもしれません。
そこで、この言葉を覚えておいてください。
【欲求が満たされない=価値観がズレている】
欲求が満たされないってことは、言い換えれば「価値観通りになっていない」
旦那さんの価値観通りになっていないから不機嫌になっているの。
と、言うことは旦那さんの価値観を紐解いていけば、旦那さんが満たしたい欲求が分かるって訳!
そこで、価値観とは何か?この知識を深めてみましょう。
価値観とは
価値観を別な言い方で表現するなら、『Myルール』
旦那さんが想い描くルール通りになっていないから不機嫌になっているってことです。
どういう事かと言うと、
僕がモラハラ夫だったときは、こんな価値観(Myルール)を大事にしていたからモラハラ夫になっていました。
それは、
・妻は家庭的であるべき
・ママは子供を優先するべき
こんな価値観(Myルール)があったことで、家庭的でなくなってしまった妻にモラハラしていました。
当時の状況はこっちの記事に詳しく書いてあるので、合わせて読んでみてください。
旦那さんの価値観を紐解くヒントになると思います。
なので、旦那さんの価値観が分かれば、不機嫌さの原因も分かり、対処法も分かってくることになります。
不機嫌な夫の対処法
不機嫌な夫の対処法は
『旦那さんの価値観を満たすこと』
もし、あなたが旦那さんの価値観(Myルール)に則って行動出来れば、旦那さんはニコニコです。
けれども、旦那さんの価値観に合わせて行動していたら、あなたがストレスを溜めて嫌になってしまうよね。
なんで旦那に合わせなきゃいけないの!!ってイライラすると思います。
だからこそ、冒頭でお伝えした究極の対処法は『お互いの取り扱い説明書を交換できること』になるの。
お互いがお互いの価値観を尊重し合える関係が、夫婦円満の秘訣なんだけど、
レベルが高くて不可能だなって感じてしまうよね。
だからこそ、1歩ずつ積み重ねが大切になるんだけど、初めはあなたからの歩み寄りが大事になります。
なぜなら、変わりたい!何とかしたい!と思った方から行動するしかないから!
悲しい話、旦那さんは変わりません。
変わろうって意識しないかぎり、性格って変わりません。
不機嫌な旦那さんは自分が悪いって考えをせずに、あなたのせい家族のせいにして自分を正当化します。
だからこそ、初めはストレスが溜まるけど、あなたからのアプローチが重要になるの。
そして、ストレスは溜まるけど扱い方が分かってくれば上手に旦那さんをコントロールすることができます。
あなたのコミュニケーションの結果が今の旦那さんの反応なので、あなたのコミュニケーションが変われば、旦那さんの反応が変わります。
反応が変われば行動も変わっていくので、不機嫌にさせない関わり方をマスターしていきましょう!
ポイントは旦那さんの価値観を知り、価値観に合わせた関わり方をすること。
それだと、抽象的で何をすればいいのか分からなくなってしまうと思うので、まずは4つの欲求を満たすアプローチをしながら、カスタマイズしていってください。
安心感を満たす方法
旦那さんの安心感を満たすポイントは『居心地の良さ』がポイント。
なので、あなたがまず行うアプローチは『労う』ことから始まります。
「お仕事お疲れ様」「いつもありがとう」など、
家に帰ってきた旦那さんがどんな言葉をかけられたら、嬉しいと感じるか、疲れが取れるかを意識して言葉をかけてみましょう!
注意しなきゃいけないのが、嫌々とりあえず労う事。
目は口程に物を言うって言葉があるように、雰囲気ってめちゃめちゃ大切です。
『めんどくさい、あなたのことが嫌いです』って気持ちでいると、それって雰囲気で伝わります。
想像してみて!おなじ「お疲れ様」って言葉でも、
相手の目を見ず、声のトーンは落ち、ぶっきらぼうに「お疲れ様」って言うのと、
相手の目を見て、ニコッと微笑みながら明るい声で「お疲れ様」って言うのでは、同じ言葉でも伝わり方が全然違うよね。
安心感を満たすためには、この雰囲気作りの方が大切です。
特に不機嫌歴が長い旦那さんだと、家に帰った瞬間に不機嫌になります。
それは、『家=不機嫌』って公式ができてしまっているから!
どういう事かと言うと、旦那さんのことを嫌いと思うと、旦那さんを視界に入れた瞬間に嫌悪感を抱くよね。
これは、『旦那=嫌い』って公式が出来上がり、この公式通りに旦那さんを見てしまうから。
人間ってシンプルに生きようとするので、こういった公式をたくさん作り、その公式通りに無意識に反応してしまいます。
だからこそ、公式通りに反応させないために、雰囲気作りの方が大切になるの。
安心感を満たすポイントは、旦那さんがどうしたら居心地がいいと思うか?
ここを意識することが一番大切です。
聴き上手になる
束縛や閉塞感を嫌う旦那さんは、決めつけられたり、押し付けられたりすると不機嫌になります。
そんな旦那さんと普通に話すためには、聴き上手になるのがポイント。
例えるなら銀座のママになった気持ちで話すと上手くいきます。
なので、NGワードは「でも」や「だって」と旦那の言葉を否定することや、
「父親でしょ」や「それぐらいやってよ」と押し付けること。
これをすると反発して不機嫌になってしまうので、「そ」から始める言葉を意識すると会話が上手くいきます。
「そうなんだ」
「そういう考え方もあるんだね」
「それから?それから?」
「それもいいね」
「それからどうなったの?」
旦那の考え方はおかしいなと思っても、まずは受け止めてあげることで、不機嫌さは回避することができます。
そして、「妻は俺のことよく分かってくれる」って状況を作ることが出来ると、あなたの要求が通りやすくなるので、
聴き上手になる事を意識してみてください。
特別感を演出する
自己肯定感が低い旦那さんは自分に自信がなく、不安を感じやすいので、虚勢を張ります。
「俺が働いているから飯が食えるんだ!」
「俺は老後のことも考えて働いてるんだ」と強がって振る舞うのは自己肯定感が低い証拠。
そんな旦那は認められたい、特別で在りたいと欲求を持っているので、特別感を演出することで不機嫌さを回避できます。
「あなたがいるから・・・」「あなたのおかげで・・・」と、旦那さんを立てた言葉を使うといいです。
そして、褒めることも有効です。
自己肯定感が低いので、自己肯定感を上げるアプローチをしてくことが大切で、
旦那さんの考え方を認める。今までの歩んできた道のりを認めるなど、旦那さんの人生観や功績といった旦那さんが大切にしていることを認めてあげると、自己肯定感が上がって不機嫌さが解消されていきます。
自分を肯定する力が低いからこそ、あなたが旦那さんのことを認めてあげることで、俺はここにいていいんだ。俺は必要とされてる。俺は俺でいいんだ。と思うことができます。
なので、まずは「あなたは素晴らしい」と特別感を演出してみてください。
スキンシップをとる
つながりを大切にする旦那さんは、仲間外れや孤独を嫌います。
自分のことを雑に扱われていると感じると不機嫌になってしまうので、スキンシップが大切になります。
そうは言っても、子供が生まれると旦那さんが生理的に受け付けなくてスキンシップが嫌って人もいます。
そんな時ほど、些細な会話が重要になります。
精神的なつながり、心の支えと言った、心のつながりを感じることで不機嫌は解消できます。
けれども、性欲が強い旦那さんの場合、やはりスキンシップを求める人もいます。
そんな時は、正直にスキンシップが苦手なことを伝えて、夫婦で解決策を話し合いましょう。
そうしないと、性欲が強い旦那さんは浮気してしまうかもしれません。
お酒が好きな人に禁酒しろ!って辛いですよね。
睡眠が大事な人に寝るな!って強制したら辛いよね。
趣味が生きがいな人に、趣味をやめろって辛いよね。
欲求を押さえ付ければ、どこかで爆発します。
だからこそ、夫婦で解決策を話し合い、夫婦で答えを出すことが大切です。
お互い歩み寄る姿勢がつながりを育み、一方的な不機嫌やストレスを溜めない関係になれます。
不機嫌な夫にどうして欲しいかを直接聞いてみよう
旦那さんの欲求を満たすアプローチをしてだんだんと普通に会話できるようになっても、まだまだ不機嫌スイッチを押してしまうことがあります。
けれども、以前の夫婦仲よりも話しやすい雰囲気が出来ているので、不機嫌な夫の取り扱い説明書を聞いてみよう!
親しき中にも礼儀あり!
旦那さんにとって言われたくないNGワードはなんなのか?
ここを聞いておくと、さらに普通に会話ができるようになります。
そして、夫婦で話し合い、夫婦のルールを色々と決めて行きましょう!
例えば、
不機嫌な場合の扱い方
夫婦喧嘩の仲直り方法
などなど、
問題が起きたらその都度話し合ってルールを決めて、お互いが守るようにすれば夫婦仲は上手くいく
我慢してストレスを溜めるからすれ違ってしまうので、「あれ?」と疑問を抱いたら話し合って夫婦のルールを明確化していきましょう。
そうすれば、お互いが守るようにしていけば、自然と相手を尊重するようになり、お互いいい距離感で夫婦生活を送れるようになります。
普通に会話ができるようになったら夫婦の共通目標を作ろう!
これから先、5年、10年、20年とずっと仲良し夫婦でいられるためには、夫婦が同じ方向を向いていることが大切です。
だからこそ、これから先も仲良しでいようと思ったら、
共通目標を作ってみましょう!
共通目標と言ってもそんなに難しく考える必要はありません。
例えば、
どんな家族でいたいのか?共通の家族像を持つ。
子供にどんな風に育ってほしいのか?想いを共通化しておく
老後どんな夫婦生活を送りたいのか?を考えておく
などなど、
些細なことでもいいので、目指す共通目標があることで、なんでも話せる関係になれ、夫婦の価値観のズレの修正が可能になります。
そして、お互いの取り扱い説明書を交換し合える関係になれれば、夫婦円満、家庭円満でいられるようになり、
あなたが想い描く普通の会話ができる夫婦になることができます。
なので、お互いの取り扱い説明書を交換し合える関係を目指してください。
そのために、今日お伝えしたことで出来ることから始めてみてくださいね。
まとめ
不機嫌な夫の対処法と普通に会話ができる方法についてお届けしました。
改めて結論を伝えると、
お互いの取り扱い説明書を交換する。
これが出来れば、夫婦仲は安泰です。
けれども、夫の不機嫌スイッチがどこか分からないと、難易度が高いです。
そこで、旦那さんが不機嫌になる原因を明らかにすることから始めて、旦那さんが求めていることを観察してみましょう!
大まかに不機嫌になる原因は4つ!
1 安心感が満たされていない
2 束縛や閉塞感を抱いている
3 特別感が抱けない
4 家族のつながりを感じられない
この4つパターンが考えられるので、このパターンから旦那さんが求めている欲求を紐解いてみてください。
そして、
あなたのコミュニケーションの結果が今の旦那さんの反応なので、
4つのパターンを意識したコミュニケーションに変えてみよう。
すると、あなたのコミュニケーションが変われば、旦那さんの反応は変わります。
不機嫌スイッチを押さないコミュニケーションに変えて行き、最終的にはお互いの取り扱い説明書を交換できる仲になり、夫婦のルールを明確化していきましょう!
価値観のズレを修正できる関係が5年後も10年後もずっと仲良し夫婦でいられる秘訣になります。
ぜひ、出来ることから始めて、あなたらしい夫婦の形を築いてください。