この記事では、モラハラ夫に効く3つの言葉掛けを通して、辛い日常から抜け出すためのコミュニケーションスキルを紹介します。
・夫を前にすると怖くて
言葉が出ない・・・
・離婚が頭をよぎるけど、
出来れば改善したい。
・子供にとっても
いい父親でいて欲しい!
こんな悩みを抱えている方に役立つ内容になっています。
もしかしたら、目には目を歯には歯を!と、
モラハラ夫をギャフンと言わしたい気持ちがあるかもしれません。
けれども、関係を修復して円満家族にしたい想いが少しでもあるなら、思いとどまってください。
争いは状況を悪化させるだけです。
そこで、モラハラ夫の攻撃的な言葉に対応するために!!
/
3つの言葉掛けテクニックを
覚えよう!
\
コミュケーションが変われば、モラハラ夫の反応も変わります!
家庭円満はコミュニケーション9割!と言えるほど奥が深いです。
そんな僕もモラハラ夫でした・・・
妻のコミュニケーションが変わったことをきっかけにモラハラ夫から卒業でき、カウンセラーとして活躍できています。
そこで、モラハラ夫に効く3つの言葉掛けのテクニックと使い家庭円満な日常を手に入れる方法をお伝えします。
モラハラ夫に効く3つの言葉掛け
モラハラ夫の攻撃的な言葉に心が折れそうですよね。
なんでこんなに責められなきゃいけないの?って思うことも多々あると思うの。
モラハラ夫がなぜモラハラをしてしまうのか!
それは、
/
価値観通りにしたいから
\
価値観の違いが今の状態を作ってしまっているの。
そんな僕も昔はモラハラ夫でした。
想い通りにならない日常にイライラして、妻を責めてしまっていたんだよね。
詳しくは『モラハラ夫が愛妻家に変わった方法』に書いてあるので合わせて読んで欲しいです。
わが家が夫婦円満に生まれ変われたのは、
妻のコミュニケーションが変わったのがきっかけ!
『伝え方と受け方』これが変わったからなの。
そのコミュニケーションのテクニックを要約すると
3つの言葉掛けのテクニックをまずは覚えて欲しいと思います。
『共感』
『Iメッセージ』
『疑問』
この3つのテクニックを使いこなせれば今の夫婦仲をいい方向に向かわすことができる!
そのために、まずは3つのテクニックがどんなものなのかを知ってください。
言葉掛けテクニック1【共感】
人はどんな人に心を開くのか。
それは、
『安心感を抱ける人』
実は、モラハラ夫の心は荒れています。
荒れているからこそ、ちょっとしたことですぐにモラハラスイッチが入ってしまうの。
そんな荒れたモラハラ夫の心を落ち着かせるには、『共感することが入り口』になります。
なので、絶対にやってはいけないNG行動は、否定してしまうこと!!
日々のコミュニケーションを思い返して欲しいんだけど
「でも・・・」や「だって・・・」とか、「それは違うんじゃない」など、旦那さんの言葉を否定したことがない?
すると、価値観を否定されていることになるから、モラハラ夫のとる行動は2つ!
・攻撃的になるか
・黙って無視するか
心のシャッターがガシャンと閉まってしまうの。
すると、夫婦喧嘩になったり、あなたが一方的に責められたり、子供や物に当たることを旦那さんがしちゃうのよ。
だからこそ、
共感をして荒れた旦那さんの心に潤いを与えて欲しいの。
「俺のことよく分かってくれている」
と、旦那さんが感じ始めると、だんだんと穏やかになっていきます。
じゃあ、具体的にどうやったら共感になるのか!
次の言葉を意識して使ってみましょう!
「そうなんだ」
「すごいね」
「それから?」
「なるほどね」
「それもいいね」
「そんなこともあったんだ」
コミュケーションは言葉のキャッチボールです。
共感は相手のボールをキャッチするイメージで行うと上手くいきます。
すると、カウンセリングの受講生からこんな質問をいただいたことがあります。
「旦那の心無い言葉でも受け止めなきゃいけないんですか?」
悲痛な想いの質問なんだけど、この質問の答えはyesです。
心無い言葉でも受け止める必要があるの。
拒絶してしまうと、火に油を注ぐ状態になってしまうので、受け止める必要があります。
だから、共感って簡単ではないの。
そこで、テクニックを使いこなすのにもコツがあるので、
後の章の『モラハラ夫に効く言葉掛けのコツ』で、詳しくお伝えします。
言葉掛けテクニック2【Iメッセージ】
コミュケーションはキャッチボールです。
なので、共感で受け止めっぱなしもよくないです。
旦那さんにモラハラをやめてもらい円満家族になる目的があるので、
/
指摘することも大事!
\
けれども、今まで通りの指摘の仕方ではNGです。
旦那がキレてモラハラ化するだけになってしまうので、指摘の仕方にもテクニックがあります。
相手が受け取れるボールで投げる必要があるの。
そのテクニックが『Iメッセージ』で伝えること。
Iメッセージとは、「私は」を主語で伝えるやり方。
このIメッセージの反対が『Youメッセージ』
「あなたは」を主語で伝えるやり方で、Youメッセージで伝えると、角が立ちます。
例えば、
「あなたの考え方はおかしい!」と指摘したら、カチン!ってくるよね。
これをIメッセージで伝えるとどうるのか。
「私は○○だと思う」とか「私なら○○な考え方だな」って伝え方に変わります。
伝わる印象が全然違うでしょ?
Iメッセージで伝えると、相手を否定している訳じゃないから受け取りやすくなるの。
すると、旦那さんもあなたの考え方を知れるのよ。
人は価値観を通して『良い』『悪い』の判断をしているから、意識しなかったら自分の価値観が正しいって思い込んでいるの。
それが、Iメッセージで伝えることで、自分とは違う価値観を知って受け入れるきっかけになるんだ。
なので、これからモラハラ夫とのコミュニケーションはIメッセージで伝ることを意識してください。
そのためにも、自分はどんな価値観を大事にしているのか?
自分の内面も深く知る必要もありますよ。
言葉掛けテクニック3【疑問】
共感してからIメッセージで伝えることができるようになれば、モラハラ夫の価値観を変えていくことも可能になっていきます。
そのためにも、旦那さんが受け取りやすいボールで投げ、
そして投げ返してもらう必要があります。
Iメッセージでも、旦那さんの心の荒れ具合では、無視されることもある!
その無視を極力少なくするためには、相手が受け止めやすくなおかつ投げ返せるようにしなければなりません。
そこで、3つ目のテクニックが『疑問』です。
最後の文末を『?』にすればいいの。
例えば、
「私は○○な考え方なんだけど、あなたはどう思う?」
文末を『?』にすることで、会話のキャッチボールが続きやすくなるの。
日常会話でも、
夫:「俺、明日出張だから」
妻:「わかった」
これじゃあ、会話がこれで終わってしまうよね。
これを『?』で返すように意識すると
夫:「俺、明日出張だから」
妻:「えっ、明日出張なの?」
夫:「そんなんだよ」
妻:「そんなんだ。なにか用意しておくものある?」
夫:「明日は・・・」
と、『?』を意識して疑問で終わるように言葉を投げかけると相手は投げ返しやすくなります。
この会話のキャッチボールが上手くいくようになると、モラハラ行動はグッと減って行きます。
なぜなら、モラハラ夫は自分の気持ちを表現するのが下手くそだから。
下手くそだから、感情的になってしまうの。
それを、共感して旦那の心を開きつつ、Iメッセージで自分の考えを伝えながら、旦那さんが受け取りやすいように『?』で加工する。
この言葉掛けのテクニックが出来るようになると、モラハラ夫は変わっていきます。
モラハラ夫が自分の気持ちを伝えられるようになると、モラハラ(感情的)になる必要がなくなるので、落ち着いていくの。
だからこそ、家庭円満はコミュニケーションが9割なんだ。
コミュケーションが変われば、相手の反応も変わる!
僕が夫婦円満になれたのも、コミュケーションの質が変わったからなんだ。
それだけ、コミュケーションって奥が深いの。
モラハラ夫に効く言葉掛けを使いこなすコツ
テクニックを知ったからとってすぐに使いこなせる訳ではありません。
現実、モラハラ夫に悩まされて、心が病み余裕がないと思うの。
心無い言葉を言われ、それでも共感するって簡単なことじゃない。
だからこそ、
次に伝える3つの知識を心に留めて欲しいの。
そうすれば、モラハラ夫に効く3つの言葉掛けがだんだんと出来るようになるから!
モラハラ夫に効く言葉掛けが出来るようになる知識とは、
・言葉を言葉通りに受け取らない
・ものさしの違いを知る
・旦那の背景を意識する
この3つのポイントを押さえておきましょう。
言葉を言葉通りに受け取らない
モラハラ夫の言葉を真に受ければ、あなたの心が病むだけだよね。
攻撃的な理不尽な言葉を言葉通りに受け止めれば心が辛くなって当たり前。
だからこそ、
/
その言葉、言葉通りに受け取らないでください。
\
言葉の裏には必ず想いがあります。
想いを言葉に翻訳して話すんだよね。
だから必ず、言葉や行動の裏には意図があります。
モラハラの言葉の裏には、
・俺のこと分かって欲しい
・頑張りを認めて欲しい
・褒めてもらいたい
などなど、
欲求が満たされないことで心が荒れてモラハラ行動になっている。
僕がモラハラ夫になったのも、『妻は家庭的であるべき』『ママは子供を優先するべき』こんな価値観を大切にしていたから。
だから、仕事中心で家庭的でなくなってしまった妻にイライラしてモラハラをしていたの。
「おまえの考え方はおかしい!」って責め立てたけど、
その裏には、家庭のことを考えてよ。子供を中心にしてよ。って思いからだったんだよね。
けれども、モラハラ夫は自分の気持ちを表現するのが下手だから感情が先走ってしまう。
だからこそ、
『言葉を言葉通りに受け取らない』心構えが大事になります。
ものさしの違いを知る
言葉を言葉通りに受け取らないためには、
価値観の違いを深く知る必要があります。
つまり、あなたと旦那さんのものさしの違いを知る必要があるの。
人は価値観と言うものさしで、『良い』『悪い』の判断をしています。
だから、
夫婦のものさしの違いを知るってめちゃくちゃ大事です。
人間関係の悩みってこのものさしの違いから生まれるの。
似たものさしなら居心地がよく感じるけど、違うものさしだから争いが生まれるの。
そして、
100%同じものさしになることなんてない。
夫婦といえども、生まれも育ちもまったく違うから、ものさしが違って当たり前なの。
じゃあ、どうして違うものさしなのに夫婦円満になれる人がいるのか?
それは、
『お互いのものさしの違いを知って、どちらも尊重できるようになったから』
自分が我慢すればいいはダメです。
自己犠牲の上に幸せなんてないからね!!
ここは声を大にして伝えたい。
それに、我慢しているママの姿を見て、子供は結婚っていいな。なんて思わないよね。
子供から見て「パパ、ママみたいになりたい」って言われるには、
尊重し合っている夫婦だと思うの。
だからこそ、
お互いが尊重できるためには、お互いの違いを知って認めることが大事です。
じゃあ、どうやってものさしの違いを知ればいいのか?
それは、コミュケーションでしか分かりません。
子育ての価値観の違いも話し合うからこそ違いが分かる。
例えば、
僕は、以前は子育てについてこんな考え方でした。
『妻は家が中心で夫は仕事が中心』
昭和の日本みたいな考え方に近いかな。
そして、妻は
『ママが楽しむからこそ子育ても楽しめる』
同じ【子育て】って言葉でも、その基準になるものさしは全然違うのよ。
この違いを理解できなかったら、そりゃ夫婦仲は悪くなっていくよね。
なぜなら、
人は自分のものさしが正しいって無意識に思い込んでいるから!
自分のものさしを疑うって日常生活の中でほとんどないよね。
実は、文章にするからものさしが見える形になるけど、日常生活の中では無色透明で見えないの。
だから、自分の常識は自分では当たり前。
だからこそ、
これからは意識して、自分にはどんなものさしがあるのか?
旦那さんはどんなものさしを大切にしているのか?
こういった意識も大切になります。
旦那の背景を意識する
人の言葉や行動の裏には意図があり、ものさしを基準に行動している。
だからこそ、
モラハラ夫に振り回されないためには、一歩引いた視点で関わることが大切です。
夫がなぜその言葉を使うのか?
夫がなぜその行動をするのか?
そこには、旦那さんが求める欲求があります。
そして、人は欲求が満たされると満足して心穏やかになります。
だからこそ、
モラハラ夫に効く3つの言葉掛けを使うためには、
旦那さんの背景を意識してコミュケーションをとる必要があるの。
・仕事ではどんな立場でどんなストレスを溜めているのか?
・家庭に帰ってきた旦那は何を求めているのか?
・子供のこと頼みたいけど心に余裕はあるのか?
旦那さんが何を見て、何を聞いて、何を感じているのか?
今見えている旦那さんがすべてではなく、もっと背景を意識することが大切です。
一歩引いて背景を意識すると、【共感】【Iメッセージ】【疑問】のテクニックが使いやすくなります。
普段の自分と違う意識で関わらないと、いつものコミュニケーションのクセが出ちゃうもの。
それが、背景を意識しながら関わると、モラハラスイッチを押してしまったとしても、
「あっこの関わり方はまずいんだ」ってプラスな捉え方に変わっていきます。
そして、だんだんと旦那さんの価値観(ものさし)が分かるようになると、旦那さんの扱い方が上手になります。
そして、今回お伝えしたモラハラ夫に効く3つの言葉掛けを使いこなし、お互いの取り扱い説明書を交換出来たら、
自分の価値観と相手の価値観の違いを理解してどちらも尊重できる夫婦になることができます。
これは、子供とのコミュニケーションにも有効なので、ぜひ相手の背景を意識しながらのコミュニケーションに変えていってください。
まとめ
コミュニケーションって日本人に生まれたら、日本語でやり取りするのが当たり前だから意識した事ってないよね。
なぜ伝わらないのか?
なぜすれ違うのか?
僕も全然分からなかった。
けれども、
妻のコミュニケーションが変わって、その影響でコミュニケーションや心の勉強をするようになったの。
だからこそ、言えます!
コミュニケーションってこういうことなんだって心のメカニズムを知って実践すると世界が激変します。
もともと僕は人見知りで、コミュニケーション嫌いだったけど
・モラハラ上司とは意思疎通が出来るようになったし
・職人気質で寡黙な先輩からは好かれるようになったし
・ネガティブでダメ社員レッテルを貼られた後輩はメキメキ仕事が出来るようになりました。
伝え方と受け方が変わるだけで、環境がガラリと変わる。
さらに、離婚の危機にまでなってしまった夫婦仲も円満に変わってしまったし、
子供には怒鳴って手が出てしまい自己嫌悪の日々は、信頼関係を深めることができ、
「パパ、ママみたいになりたい」と愛されママ、パパになることができました。
それだけ、
コミュニケーションって奥が深い!
コミュニケーションって当たり前で学ぶことが無かったからこそ、改めて学ぶ必要があるんだなって感じます。
スマホがあれば140分でコミュケーションの基本が学べるので以下の講座はおススメです。
家庭円満も幸せも自分の力で作っていくそんな時代ですよね。