「お兄ちゃんなんだから・・・」
「お姉ちゃんなんだから・・・」
子供が小学生になり、
兄弟ができると叱ることよりも、
感情的に怒ってしまうことが増える日常。
子育てに仕事に家事と
やることがどんどん増えて
時間に追われていく日々。
1日の中で、一体どれくらい
イライラしているんだろう?
兄弟ができると、
兄弟げんかが増えて
ギャーギャー耳に響く
甲高い子供の声に
イライラがすぐに頂点を
超え眉間にしわが寄る!
「うるさーい!!
いいかげんにして!!」
そして、
ついつい怒りが上の子集中。
「お兄ちゃんなんだから・・・」
「お姉ちゃんなんだから・・・」
もしも、この言葉を使っているなら!!
親から引き継いでしまった価値観が原因かもしれません。
上の子に怒り過ぎてつい手が出てしまう
イライラが頭に上ってくると、
「いい加減にして!!」と、
子供の頭に手が出てしまう。
そんなことが、
子供が成長して小学生になったり、
あるいは、兄弟(姉弟)が増えたり、
さらには、仕事に追われて
時間に余裕がなくなると、
増えている気がしませんか?
そして、
一度叩くことをしてしまうと、
次から簡単に
手が出るようになってしまう。
これって、
親になると誰もが通る道。
僕も、1男5女の6人の
子育てしていて、
手は出さないって、
決めていたのに余裕がなくなると、
バチン!っと
手が出るようになっていた・・・
そして、
妻も同じ・・・
一体どうして、
手が出るように
なってしまうんだろう?
上の子のイライラ。実は意外な原因があった!
あなたはどんな環境で育ちましたか?
お父さんがいて、
お母さんがいて、
もしかしたら、
おじいちゃん、
おばあちゃんもいて
兄弟もいたかもしれません。
もしかしたら、
片親の環境で育ったかもしれません。
実は、
あなたのそのイライラ、
原因は自分の親から
引き継いでいるとしたら、
どう思いますか?
『親にやられて
嫌だったことを
子供にやっていた』
よくある話なんです。
なぜか?
僕たちの中には
知らず知らずのうちに
『価値観』っていうものが
植え付けられてしまっている。
親から引き継いだ価値観
/
〇〇じゃなきゃいけない
〇〇するべき!
\
のような、無意識のうちに
信じてしまっていること。
例えば、僕の場合
時間通りに行動すること!
約束絶対に守ることに
強い価値観があります。
時間は守らなきゃいけない!
約束は絶対に守るべき!!
そして、
この価値観があることで、
子供にイライラが起こる。
時間通りに行動しない
子供たちにイライラ、イライラ!
繰り返される日常にすぐに頭に血が上ってしまう。
実は、イライラの原因は、
あなたの中に知らず知らずのうちに
大切にしている価値観があるから!!
そして、
思い出してほしいんです。
/
その価値観が
いつできたしまったのかを!
\
多くの価値観は
自分の親から引き継いでいる。
イライラの原因は子供にではなく、
自分の親にあったんです!!
育った環境を子供へ引き継ぎしていませんか?
子供のころ叩かれて育った子は
自分の子にも叩いて育ててしまう。
そんな傾向があるかもしれません。
すべてではありませんが。
しかし、
「親にやられて嫌だったことを
子供にやっていた」
こんな思いがあるのなら、
今から、変わるチャンスです。
なぜか?
/
価値観という考え方を
知ることができるから。
\
価値観があなたのイライラ原因。
そして、
価値観の多くは親から引き継いでいる。
あなたを怒りへ導く価値観で
子供の将来を
つぶしたくないですよね。
負の連鎖はあなたで止めたいもの。
そこで、
このポイントを今日は
覚えてくれたらうれしいです。
子供の叱り方はこのポイントを叱れ!!
まずは、
絶対にやってはいけない
叱り方をお伝えします。
それは、
「だからおまえはダメなんだ!」
このセリフの何がいけないのか?
それは、
子供のすべてを否定しているところ。
『おまえ=ダメ』
子供の人格そのものが
ダメって否定をすることで
子供の将来を確実につぶす。
子供の心をつぶして自己肯定を低くしてしまう。
なぜか?
「ああ、僕は(私は)ダメなんだ」って
自己否定しまい、
自信がない子になったり、
コミュニケーションが
取れない子になったり
常に自分を否定し続けてしまう。
ちょっと専門用語でいうと
『自己肯定感』が
低い子になってしまいます。
あなたも自分なんて・・・って
思い込む癖がないですか?
そうならないためにも、
子供を叱るポイントはここ!!
「行動レベルを叱れ!!」
どういうことか?
例えば、
子供が一緒にごはんの用意を
手伝ってくれたとします。
ママがよそってくれた
ご飯のお茶碗をテーブルに運ぶ。
けれども、
子供はふざけながらお茶碗を運んでいます。
お茶碗を片手で持って、しかも踊りながら。
すると、
足を滑らせお茶碗を床に落とす。
床にはこぼれたご飯と
割れたお茶碗が散乱!
それを見てあなたは、
イラっとします。
「何やってんのよ!バカじゃないの!
あんたはほんとにバカでダメね」
なんて言ってはNGです。
「あなた=ダメ」って叱り方はNG
この叱り方は、
「僕(私)がダメなんだ」って
思ってしまい否定的な
人生を歩むきっかけを与えます。
まるで僕のように。
そうでなく、
ポイントは「行動レベル」
「行動に対して叱るがポイント」
「お手伝いはふざけてやっちゃダメ」
「お茶碗は片手で持つんじゃなく
両手で持とうね」
何がダメだったのかを行動レベルで
しっかりと伝えることで、
子供は
「お手伝いはふざけてやっちゃダメ」
「両手で持っていく」と、
自分がやった『あの行動』が
悪かったんだって
理解することができます。
そして、
行動レベルが叱られてるだけなので、
子供の人格は否定していません。
だから、
/
心が傷つくことがない。
\
・「あなたはダメな子」
(人格否定)
・「あなたのあの行動がまずかった」
(行動否定)
受ける印象が全然違うのがわかりますよね。
なので、
行動レベルで叱り方ことができれば、
子供との信頼感はアップ。
子供の心が傷つくことなく
成長していける。
まとめ
子供の叱り方のポイントはわかりましたか?
決して、
「お前はバカだ!」とか
「お前は何をやってもダメだね」
なんて、
子供の心を傷つけてしまう叱り方にはNG。
イライラしちゃうと、ついつい自分の親に
やられてしまった叱り方をしちゃうもの。
手を出してしまったり、
暴言を吐いてしまったり、
親にやられて嫌だったことを
子供にやってしまったら
あなたと同じような悩みを
抱えてしまうかもしれません。
自分なんて・・・って
自己否定してしまったり、
コミュニケーションで
おどおどしてしまったり、
仕事でも、責任から
逃げるようになって
ダメ社員レッテルを
貼られてしまうかもしれません。
子供には、生き生きと
好きな道を歩んでもらいたい
そんな親心があるなら、
叱り方のポイントは「行動レベル」
子供のやってはいけない行動を
叱ってあげましょう。
それでは、また。