うちの子反抗期がないかも!と心配になったら確認すること!
どうも、こんにちは!
ファミリーシップ・サポートの嶋根徹哉です。
反抗期は自立に向けた大切な時期。
けれども、反抗期が無いことも稀にあります。
それは、親が反抗期と感じていないか!
あるいは、「いい子症候群」になっているのか!
この2つのパターンが考えられます。
親が反抗期に気付いていないって場合は問題ないのですが、子供がいい子症候群になっていたら、社会生活に問題が起きるかもしれません。
そこで、いい子症候群についてお届けします。
反抗期が無いとどうなるの?
反抗期が無いと、親としてはものすごく楽なイメージがありますが、反抗期は子供が大人に自立するための大切なイベントです。
子供の反抗期が無いと、コミュニケーションに問題を抱えたり、いじめ問題、不登校などの問題に発展することもある。
そして、そのまま大人になると社会生活になじめないことにもなりかねません!
なので、反抗期はあった方がいい!
ちなみに、反抗期は発達心理学でいうと、2回に分かれていて
第1次反抗期と第2次反抗期に分かれています。
簡単に言い換えるなら、第1次反抗期は2歳ぐらいに起きるイヤイヤ期。
第2次反抗期は、思春期のことです!
けれども、この時期以外にも反抗的な態度は出るのが子供!
中間反抗期なんて言われ方もしますが、ポイントは子供の心のバランスが崩れていること!
けれども、親の言うことを何でも聞いて「いい子」状態なら、思春期になっても反抗期は訪れないかもしれません。
それは、いい子症候群になっている可能性があるからです!
反抗期が無い、いい子症候群って何?
いい子症候群とは、親が思い描くような「いい子」でいようとする子供のこと。
親の顔色を伺って、自己主張せずに親のために行動する特徴があります。
なので、「パパとママに喜んでもらえるなら・・・」と、親を中心にする考え方になり、親の言う通りに行動をします。
けれども、親にとってはいい子かもしれないけど、子供が自己主張せずにストレスを溜めると、問題行動にも発展してしまう恐れがあります。
いい子症候群の問題点は?
いい子症候群の問題点としては、親と一緒にいるときは言うことを聞くいい子ですが、いい子でい続けることでストレスを溜めしまい、親の目の届かない場所でストレス発散をすることがあります。
すると、いじめをしたり、先生の言うことを聞かなったり、親の目の届かないところで悪さをしてしまうことがある!
抑圧すればするほど、陰湿な行動だったり、惨忍な行動をしてしまったりとストレスの大きさで隠れた問題行動を起こすことになってしまいます。
なんで、いい子症候群になってしまうの?
いい子症候群なってしまう原因は、親が子供の行動を抑圧してしまうのが原因。
躾としていい子を強要しすぎると、子供は怒られるストレスから自分を守るために、感情に蓋をしてしまう。
さらに、親からの愛情を感じられらない不安から、親の目を引くためにいい子を演じるようになる。
そして、親がいい子でいることを褒めると、さらに子供は親の顔色を伺って、自己主張しないで親にとって都合のいい子を演じてしまうのです。
なので、子供は親から愛されるために、親にとってのいい子になってしまい、それがいい子症候群と呼ばれる正体です。
いい子症候群のチェック方法は?
もしかしたら、うちの子はいい子症候群かもと思ったら、チェックするポイントは5つ
・親の指示がないと不安がる
・親の指示に素直に応じる
・感情表現が乏しい
・自己主張が苦手
・反抗的な態度をとらない
この5つが当てはまるといい子症候群化もしれません。
親の指示がないと不安がる
親の指示がないと不安がるのは、親の顔色を伺っている証。
親にとってのいい子を演じなければならないから、指示がないと何をしていいのかわからなくなります。
さらに、もしも怒られたらという恐怖心が余計に不安を抱いてしまう
親の指示に素直に応じる
いい子症候群になると、親のための行動に変わってしまいます。
親に愛されたい、注目されたい、見てもらいたい、そんな思いがあるからこそ、親の指示に素直に応じてしまう。
さらに、親にとってのいい子でいないと叱られる恐怖心があったら余計に親の指示に応じるようになります。
感情表現が乏しい
感情表現が乏しいと感じるなら、それは子供が感情を出さないようにしている証
感情を押し殺すことで、親にとってのいい子を演じている。
これも、愛情不足や恐怖心から起きている。
自己主張が苦手
自己主張が苦手なのもいい子症候群の特徴
自己主張をしてしまったら、親によってのいい子でいられないよね。
親にとってのいい子を演じるからこそ、自己主張をしないって決めていることもある。
反抗的な態度をとらない
反抗的な態度をとったら、いい子ではないよね。
親にとっての都合のいい子だからこそ、反抗的な態度はとらなくなってしまう。
いい子症候群にならない子育て方法
核家族が進み、ママに負担を強いられる環境だといい子症候群になりやすくなってしまう。
子供はママに愛されたい想いが強いからこそ、ママに負担をかけたくない想いもある。
だからこそ、ママがストレスを溜めないことが大切だし。
育児書通りに育たなくても大丈夫ってことを知ることが大切。
いい子症候群になってしまうママはまじめで頑張り屋さんが多い。
だから、子供のことに一生懸命になりすぎて、過干渉になっちゃうんだよね。
さらに、自分の幼少期と重ねてしまい、自分のようになってはダメと子育てをしてしまうこともある。
そうすると、子供の行動を制限したり、いい子になるように誘導してしまうんだよね。
だからこそ、肩の力を抜く環境が大切。
じゃあ、どうしたら肩の力が抜けるのか?
そのためには、相談相手が必要になるんだ。
子育ては一人じゃできない。だからこそ、頼ることを覚えなきゃいけない。
けれども、頑張り屋さんのママは誰かを頼ることができないし、ほかの家庭がどんな子育てをしているかも知らないんだよね。
なので、子育て支援をしているコミュニティに参加してるのがいいかもしれない。
僕もコミュニティを運営しているから分かるけど、相談できるって心強いんだよね。
もしも、子育て支援のコミュニティに興味があるなら、僕のライン@に登録してくれたらって思う。
大好きな子供たちや大好きなパートナーに愛されながら自分らしく生きるためには、誰かの力が必要なんだ。
なので、一人で悩まないでね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
知らず知らずのうちにいい子症候群になっているかもしれない子育て!
もしも、いい子症候群になってしまうと、社会生活に影響がでてしまう。
だからこそ、子育て方法の見直しが大切。
反抗期があるからこそ、自立心が芽生えて大人に成長できる。
だからこそ、一人で悩まないでね。
頑張り屋のママは力を抜いても大丈夫。
手をかけずに目をかけるぐらいの気持ちで大丈夫。
そのためにも、相談できる環境を作ってね。
ママは家族の太陽!太陽のように輝いて子供の笑顔を育てましょう。