発達障害

発達障害グレーゾーンチェックリスト診断の目安を知ろう!

もしかして・・・

うちの子、発達障害かもしれない!!

と、思ったらチェックリストを使って傾向を調べてみよう

こんにちは

ファミリーシップ・サポートの嶋根徹哉です。

子供の発達が遅いなぁと感じることや

集団生活ができない。とか

自分の世界に入り込み過ぎてしまう。などなど

もしかしたら、うちの子、発達グレーゾーンなのかも

と、感じる場面があると思うのね。

わが家もありました。

そこで、発達障害の特徴を知りながら、子供の行動と照らし合わせ、発達障害の可能性があるのかチェックしてみてください。

そして、気になるようであれば専門医にみてもらうことをおススメします。

発達障害グレーゾーンチェックをする前に

発達障害とは、生まれつきの脳機能の発達の偏りによる障害と言われています。

なので、育て方が悪いとか、家庭環境が悪いと落ち込まないでください。

発達障害のことを知らないと、「自分勝手」「わがまま」「困った子」などと捉えられ、「怠けている」「親の育て方が悪い」などと批判されることもあると思います。

わが家も4番目ちゃんが発達グレーゾーンです。

発達障害の知識が無い時は、「なんでこんなこともできないの?」「もういい加減にしてよ」と、子供を責めてしまったり、そして自己嫌悪することを繰り返していました。

周りの目も気にし過ぎてしまってね。

だからこそ、発達障害のことを知り、グレーゾーンのことを知って欲しいの。

子供にとって親が一番の味方になって欲しいから!

そのために、発達障害の特徴を知り、その子に合った学びの機会や環境を用意し、

子供の個性、能力を伸ばすサポートをしていきましょう!

発達障害グレーゾーンチェックリスト

発達障害は3つの種類に分けることができます。

・自閉症スペクトラム障害(ASD)

・ADHD(注意欠如・多動性障害)

・学習障害(LD)

 

 

 

 

 

どれか1種類が当てはまるかもしれないし、全部に当てはまるかもしれません。

お子さんがどんな傾向にあるのか、

チェックリストを通して観察してみてください。

 

自閉症スペクトラム障害(ASD)のチェックリスト

「自閉スペクトラム症(Autism Spectrum Disorder: ASD)」は、対人関係が苦手・強いこだわりといった特徴をもつ発達障害の一つです。

コミュケーションが苦手で行動、関心や動作のパターンが限定的で、多くの場合、決まった行為に従って毎日を過ごす傾向があります。

最近の調査では子どものおよそ20~50人に1人が自閉スペクトラム症と診断されるともいわれています。男性に多くみられ、女性の約2~4倍という報告があるそうです。

では、自閉スペクトラム症かもと思ったら次の項目をチェックしてみてください。

□一人遊びばかりしている

□冗談が通じない

□目が合いにくい

□表情が乏しい、または不自然

□場の空気を読むことができない

□人に興味を示さない

□ひとりごとが多い、人の言ったことをオウム返しする

□こだわりが異常に強い

□いつものやり方や手順が崩れるのを嫌う

□ものを置く場所が同じで違うことを嫌う

□食べ物の好き嫌いが強い

コミュケーションが上手くいかない傾向があるので、友達はいるのか?

友達と一緒に遊べているのか?

他人に興味があるのか?

このあたりを観察しながら、親子のコミュケーションでも

冗談が通じるのか?

場の空気が読めるのか?このあたりを意識してみましょう!

自閉症傾向があると、曖昧な表現や空気が読むのが苦手な特徴もあります。

ADHD(注意欠如・多動性障害)チェックリスト

ADHD(注意欠陥・多動性障害)とは、

不注意(集中力がない)、多動性(じっとしていられない)、衝動性(思いつくと行動してしまう)といった症状が見られる障害です。

なので、授業中に集中が続かない。忘れ物が多い、他のことに気がとられてしまう傾向があります。

自分の好きなことは自分の世界に入り込み、周りが見えない、話しかけられても無視してしまうことがあります。

ADHD(注意欠陥・多動性障害)かもしれないと思ったら、次の項目をチェックしてみてください。

【不注意症状】

□細かいことに注意しない、勉強やその他の活動を行う際にケアレスミスがある

□学校での勉強または遊びで集中力がない

□直接話しかけられても聴いていないように見える

□指示に従わず、課題を最後までやり遂げられない

□課題や活動を順序立てることが難しい

□持続的な集中を要する課題に取り組むことを避けたり嫌う

□必要な物を失くす

□容易に注意をそらされる

□日常生活でもの忘れが多い

【多動性・衝動性症状】

□手足をそわそわと動かしたり、身をよじったりすることが多い

□教室内やその他の場所で席を離れることが多い

□不適切な状況で走り回ったり高い所に登ったりすることがある

□静かに遊ぶことが難しい

□じっとしていることができず、活発な行動を示すことが多い

□黙ってられない、おしゃべりが多い

□質問が終わる前に衝動的に答えを口走ることが多い

□順番を待てないことが多い

□他人の行為を遮ったり、邪魔をしたりすることが多い

ADHD(注意欠陥・多動性障害)の観察のポイントは、

授業中立ち歩く、または途中でどこかに行ってしまうことはないか。

与えられた課題の途中で、別のことに手を出してしまうことはないか。

失くし物や落し物が多い。宿題など忘れ物はないか。

衝動を抑えることが難しく、待つことが苦手で列に並ばずに割り込みをしてしまうことはないか。

「静かにしてください」と言われても、おしゃべりを続けてしまうことはないか。

「注目してください」と言われると、すぐに他に関心が移ってしまうことはないか。

このあたりを観察してみましょう!

学習障害(LD)のチェックリスト

学習障害(LD)とは、

全般的な知的発達に遅れはありませんが、『聞く』『話す』『読む』『書く』『計算』する又は『推論』する能力のうち特定のものの習得と使用に著しい困難を示す様々な状態を指すものです。

主に3つに分類できます。

読字障害(ディスレクシア)/読みの困難

書字表出障害(ディスグラフィア)/書きの困難

算数障害(ディスカリキュリア)/算数、推論の困難

苦手分野以外の知的能力に問題が見られないことが多いため、学習障害は発達障害の中でも判断が難しい種類の障害です。

そこで、学習障害(LD)と思ったら次の項目をチェックしてください。

読字障害(ディスレクシア)

□形態の似た字である「わ」と「ね」、「シ」と「ツ」などを理解できない。

□小さい文字「っ」「ゃ」「ょ」を認識できない。

□文章を読んでいると、どこを読んでいるのかわからなくなる。

□飛ばし読み、適当読みをするなど文章をスムーズに読めず、読み方に特徴がある。

□音声にするなど耳から情報は理解しやすい場合が多い。

書字表出障害(ディスグラフィア)

□鏡文字や雰囲気で「勝手文字」を書く。

□誤字脱字や書き順の間違いが多い。

□黒板やプリントの字が書き写せない、時間がかかる。

□漢字が苦手で、覚えられない。

□文字の形や大きさがバラバラになったり、マス目からはみ出したりする。

算数障害(ディスカリキュリア)

□簡単な数字、記号を理解しにくい。

□繰り上げ、繰り下げができない。

□数の大きい、小さいがよく分からない。

□文章問題が苦手、理解できない。

□図形やグラフが苦手、理解できない。

学習障害は小学生になり、学習が始まると特徴が現れ始めるので、宿題を見る時によーく観察してあげてください。

わが家の4番目ちゃんもこの学習障害が色濃く出ています。

ひらがなが理解できない。

数字がわからない。

音読が出来ない。などの特徴がありました。

当時は学習障害というのを知らなかったので、子供がなんで理解できないのか意味不明でした。

どんなに教えても理解できないので、イライラしてしまい怒鳴ってしまうこともありました。

子供も自己肯定感を傷つけて自信喪失させてしまうと、より勉強嫌いになり悪循環になってしまうので、

あれ?おかしいなって感じたら、早めの診断をおススメします。

発達障害の診断の目安は?

チェックリストをやってみてどんな結果になったでしょうか?

改めて、チェックリストを通して子供を観察してみて、

あれ?うちの子、怪しいかもしれない。

と、思ったら診断するのをおススメします。

なぜなら、

診断してみないと、発達障害なのか、それともグレーゾーンなのか分からないから!

わが家の4番目ちゃんも診断してみてやったことで、発達グレーゾーンなんだってことが分かり、関わり方がガラリと変わりました。

それまでは、なんでできないのか分からないで、叱ったり怒鳴ったりを繰り返していたの。

すると、子供の自己肯定感はどんどん低くなってしまうから、学校生活も上手くいかなくなって悪循環が起きてしまうんだよね。

それが、発達障害の診断を受けたことで、今のこの子のレベルはこんな感じなんだってことが分かり、

出来なくてもしょうがない!この子が出来るようになるためには、どうすればいいのかな?って肩の力が抜けて、子供の特性に合わせた関わり方が出来るようになったの。

診断を受けることで発達障害の知識も深まるからやっと関わり方が分かるんだよね。

だからこそ、

あなたも少しでも気になるなら、発達障害の診断を受けてみてください!

僕は受けることで子供の信頼関係が深まりました。

まとめ

発達障害グレーゾーンチェックリストをお届けしました。

項目にチェックが入るなら、グレーゾーンの可能性は大です。

そして、グレーゾーンなのか、発達障害なのかの判断は、専門医のもと検査してみないとわかりません。

このチェックリストは発達障害の

・自閉症スペクトラム障害(ASD)

・ADHD(注意欠如・多動性障害)

・学習障害(LD)

 

 

 

 

 

この3つのどのあたりに子供が属しているかの傾向を知る手掛かりになるものです。

なので、チェックリストにチェックがいっぱいついたからと言っても、学習障害が確定だとは言えません。

専門医のもと検査してみないことには、はっきりとした判断はできないので、

うちの子はもしかしたら、発達障害かも!と思ったら、診断することをおススメします。

診断することで、やっとその子の特性に合った関わり方が分かるからね。

ABOUT ME
ファミリーシップ・トレーナー嶋根
子供の心を豊かに育むための、愛されママになる方法をお届け! 『ママは家族の太陽』の才能を開花して5年後も10年後もずっと私らしく愛され続けるファミリーシップ・サポートを提供しています。