ある日突然、子供が学校に
行きたくないって言い出したら!
あなたはどんな対処をする?
僕は、何言っての!!って
子供の主張を退け、
無理やり学校に行かせた!
その結果。
子供は不登校になった・・・
もしも、子供が不登校になってしまったら
親ができることってなんなのか?
なぜ不登校になってしまったのか?
そもそも、なんで子供が
学校行きたくないってなったのか?
それは、先生が怖いから!
長男が小学校1年の時の話。
担任の先生が怖いと
毎朝泣いていた。
毎朝、毎朝、学校に行きたくない・・・
子供は言い続けていたけど、
無理やり行かせ続けた。
そしたら、ある日爆発した!
子供がものすごい勢いで
泣きだし暴れ出したの!
学校に絶対に行かない!!って
さすがにいつもと様子が違うから
その日は休ませてけど・・・
それが不登校の始まりになった。
不登校になってしまう子供の心理
子供が学校行きたくないと
不登校を選んでしまうときの
心理状態ってどうなっているんだろう?
息子の場合は『恐怖』だったね。
人間は常に安心・安全を求めるように
行動する生き物。
安全欲求ってのがあるんだ。
だからね。
危険に感じる場所があったら
逃げたくなるんだよね。
子供にとったら、『学校=危険な場所』
そういう心理状態になってしまった。
だから、学校に行くたびに
心にダメージを負って帰ってくる。
そして、
心のダメージが蓄積していった結果
心のダムが決壊して不登校になってしまった。
人間は安全欲求がある。
子供は逃げる事を選択して
これ以上ダメージを負わないように
心の安全を確保するために不登校になった。
不登校になる前に親ができることはなかったのか?
子供が不登校になってしまった原因は
学校だけのせいともいえない。
なぜなら、
当時、家庭環境が良くなかったから!
僕と妻がギクシャクしてたんだよね。
お互いストレスが溜まって、
イライラしていた。
そして、子供に当たりやすくなっていた。
子供が、学校で心にダメージを負っているのに、
家に帰ってきても心が休まらない。
そんな環境にいたら、子供の心は疲弊するよね。
家が、安心・安全に感じる場所だったら
子供は不登校にならなかったかもしれない。
なぜなら、
心が回復できる場所があるから!
けれども、当時は子供を
追い込む環境しかなかった。
だからこそ、
子供が不登校にならないために
親ができることは、
家が子供にとっての安全基地に
してあげること。
心にダメージを負っても回復出来て、
力を蓄える場所になれば、
子供は次のスタートを踏み出せるもの!
なぜなら、
子供が不登校から脱したのも、
家庭環境が変わったからだから!
もしも子供が不登校になったら、徹底的に対話することが大切
今までは、親の思い通りに子供を操っていた。
口ごたえすれば、怒鳴って言うことを聞かせて・・・
そんなことをしていたら、
子供の心はどんどん疲弊するに決まっている。
けれども、
不登校になってみなければ
気付けないのも事実。
子供が不登校になったことで、
いままでの親としての在り方を
見直す機会になった。
だからこそ、
子供の言い分を聞くようになった。
徹底的に対話をして、子供の感じていることに
耳を傾ける!聴き役に徹するようになることで、
親子関係に変化が!!
子供がよく笑うようになった。
それまでは、夫婦間が良くなかったから、
子供が顔色を伺っていたんだよね。
子供に気を遣わせる最低な親だった。
それが、子供と目と目を見て
語り合える関係を取り戻したことで、
子供の心の回復していった。
もしも、子供が不登校になってしまったら
親子関係を見直すチャンスにもなる。
子供が不登校になったことで、
家族の絆が強まったのは事実だから!
子供が不登校にならない夫婦関係とは?
子供が不登校になってしまう原因は
夫婦関係にもあると思う。
子供が不登校になってしまった当時
離婚の文字がちらつくほど
不仲になっていた。
それは、
お互いストレスを溜めながらも、
何も言わなかったから!!
本音で語り合うことをしていなかった。
ムカつく事があっても
嫌なことがあっても
何も言わずに、イライラだけを溜めて!
そうすると、
態度に出てきちゃうよね。
そして、
子供は敏感に察知している。
だらこそ、
不登校になってしまうほど、
心を追い込んじゃったんだと思う。
学校で心が傷ついて・・・
家でも心が傷ついて・・・
子供にとって、心が休まる場所がない。
これって、凄く悲しいことだよね。
その事に気が付けたからこそ、
夫婦でなんでも話し合うようになった!
イラつくこと!ムカつくこと!
すべてを洗いざらいお互いに
ぶちまける様になった!
けれども、不思議なことに
喧嘩みたいにはならなの!
お互いが思っていた本音を
出しつくした時に、新しい夫婦関係を感じる。
お互いの本音を出したことで、
お互いの気持ちが良くわかるようになった。
すると、
やっぱり笑顔が増えた!
そして子供の笑顔も!!
笑顔が増えたことで、
子供の心も癒され始めたんだね。
自然と不登校が治ってしまった。
もしかしたら、
夫婦関係が悪いがために、
子供が教えてくれたのかもしれない。
不登校っていう形を使って!!
だからこそ、
夫婦は何でも話せるパートナーに
ならなきゃいけない。
夫婦でいがみ合うと、
子供の心に現れてしまうから!
最後に
子供が不登校になってしまうのは
ある意味しかたがない事かもしれない。
息子は感受性が強くて、
他人が怒られていても、
自分が怒られているように感じてしまう。
だからこそ、
心がすぐにオーバーフローしてしまう。
それも、個性なんだなって今では思う。
そして、みんな違ってみんないい。
そんな風に思う。
なぜなら、
学校だけがすべてじゃないから!!
今の時代。
学校じゃなくても勉強はできる。
そして、
個性を伸ばしていける。
出た釘は打たれるのが今までの時代。
これからは、平均じゃなくていい
個の力を伸ばしてあげればいい。
だからこそ、
選択肢はいっぱいある。
そのために、親が視野を広げることが
大切だなって思う。
小さい世界しか知らないと、
子供をそこに押し込めようとしちゃう。
視野を広げていろんな世界を知ると、
方向性だけ子供に見せて、
あとは子供の選択に委ねるってことができる。
もしも、あなたが不登校で悩んでいるなら
僕たちの話が役に立ってくれたらって思う。
きっと、今の状況だから
学べることがあるからね。