この記事では夫からの暴言や小言の対処法についてお届けし、夫婦円満のヒントをお伝えします。
・デブ、ブスなど暴言が辛い
・旦那に小言を言われると落ち込み、離婚が頭をよぎる
・どうやって乗り越えればいいか知りたい
こんな悩みを抱えている方に役立つ内容になっています。
コミュケーション能力を高めることが解決する大切なポイントになりますが、
【言葉を言葉通りに受け取らない】
これが今回の最大の秘訣になります。
そのためにも、言葉の裏の想いを聴き取る能力を高めなければなりません。
そこで、夫の暴言や小言に対処するためのコミュケーション能力について解説します。
夫が暴言や小言を吐くのは、なぜか?
旦那さんの暴言や小言に対処するためには、旦那さんがなぜ暴言や小言を吐くのか?
その理由について深く知っていきましょう!
カウンセリングを受けた方たちの傾向を見て行くと、一番多いパターンは
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クセになっているから!!
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旦那さんにとっては普通な会話になってしまっているの。
だからこそ、言葉を言葉通りに受け取らず、言葉の裏にある想いを聴き取れる能力を高めないと、あなたの心が折れてしまう。
じゃあ、どうして暴言や小言が普通になってしまったのか?
それは、人間は無意識に成功パターンを繰り返えしてしまうから!
なので、旦那さんにとっては暴言や小言はプラスに作用しているって訳。
どういう事かと言うと、暴言や小言を言うことで、
・優位な立場になれる。
・責められるのを回避できる
・言うことを聞いてもらえる
・あなたを支配できる
などなど
旦那さんにとっての成功やプラスになった体験を繰り返したことで、暴言や小言がデフォルトになってしまうの。
人は、安心安全を守ろうと無意識に行動してしまう生き物なので、
暴言や小言を吐く旦那さんは、実は心が弱いです。
センチメンタルな心を守ろうと攻撃的な態度になってしまう。
なので、好意を表現するのも下手くそ!
マンガの世界で表現するとツンデレやヤンデレキャラなんです。
だからこそ、言葉を言葉通りに受け取ってしまえば、あなたが傷つくだけになってしまうので、旦那さんの言葉の裏にある意図を聴き取る能力を上げなくてはいけません。
そうしないと、旦那さんの暴言や小言を攻略することはできないの。
なので、あなたの普段の関わり方も見直していく必要があります。
あなたの反応が暴言を増長させている
旦那さんは成功パターンを繰り返しているだけ!
だからこそ、あなたの反応や態度が旦那さんの暴言や小言を増長させてしまっている可能性があります。
どういう事かと言うと、暴言や小言を言われて、
・あなたに非はないのに謝ってしまった
・我がままを許してしまった
・ビビって言い返せなくなってしまった
・理不尽な要求に応えてしまった
などなど
旦那さんが優位になる反応を繰り返してしまうと、暴言や小言を吐けば上手くいくと学習し、その成功パターンを繰り返します。
なので、旦那さんにとってプラスになる反応をあなたが繰り返ししてしまうと、暴言や小言がどんどんエスカレートする結果になります。
だからこそ、
あなたの反応の仕方や関わり方を変えていかないと、旦那さんの暴言や小言にずっと悩まされ、離婚した方が楽なんじゃないかって逃げ出したくなるの。
そこで、暴言や小言を吐く旦那さんの心理を深く知って、関わり方やコミュケーション方法を変えて行きましょう!
暴言や小言を吐く旦那の心理を知ろう
人はなぜ怒ったり感情的になってしまうのか?
それは、
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自分の想い通りにしたいから
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と、言うことは、
旦那さんの行動や言動の裏には必ず意図(求める結果がある)があります。
じゃあ、旦那さんの暴言や小言の裏にはどんな想いがあるか?
それは、
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価値観通りになって欲しいという想い
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例えばどういう事かと言うと、
・妻は家庭的であるべき
という価値観を持っていたら、家庭的でない妻に暴言や小言を言うようになります。
・俺は敬われるべきだ
という価値観を持っていたら、「お疲れ様」って声をかけられないと不機嫌になります。
なので、大切なポイントは、
旦那さんがどんな価値観を持っているかを知ることが、攻略する入り口になると言うこと。
では、どうやって旦那さんの価値観を知ることができるのか?
そのためにまずあなたにやって欲しいことが、
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観察すること
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観察といってもただ見ていればいいというものではありません。
コツは、【旦那さんはどんな価値観を持っているかな?】と疑問を持って旦那さんに意識を向けること。
これが、旦那さんの内面に気づくスタート地点になります。
初めは旦那さんがどんな価値観を持っているのか分からないかもしれません。
けれども、
・旦那さんはどんな考え方を大切にしているかな?
・家庭以外の旦那さんってどんな境遇なんだろう?
・どんな幼少期を送ってきたのかな?
・旦那さんにとっての父親像って何だろう?
・旦那さんが想い描く夫婦像って何かな?
と、いろんな視点で旦那さんを観察していくと、言葉や言動から「あっ!こういうことかな」って気づけることが出てきます。
そして、気づいたことはメモしておくようにしよう!
あなたが気づいた旦那さんの価値観や、どんなときに暴言や小言を吐くのか。
旦那さんを観察して気づいたことをメモしておくことで、対策のヒントがたくさん手に入ります。
そのためにも、観察した結果、どんな関わり方に変えていけばいいのか?
あなたがこれから上げていくコミュニケーション能力について解説していきます。
暴言や小言に対処する能力とは!
旦那さんの暴言や小言に対処するためには、あなたの関わり方を変えて行くしかありません。
なぜなら、旦那さんの性格は変わらないから!
だからこそ、あなたが反応を変えて、旦那さんに今までのパターンではマズイと学習させたり、
暴言や小言にならないようにコミュニケーションを工夫する必要があります。
では、具体的にどんな能力を上げればいいのか?
主にこの3つ!
·言葉の伝わり方、伝え方の基本知識
·相手の立場になって考察する能力
·感情をコントロールして関わる能力
この知識と能力を上げていくことが大切になります。
そのために各ポイントについて詳しく見ていきましょう!
言葉の伝わり方、伝え方の基本知識
実は言葉のコミュケーションって欠陥だらけ
伝えたいことは伝わっていないし、相手は間違って解釈しています。
このことを深く理解していかないと、夫婦仲は悪化していきます。
なぜなら、身近な人ほど伝わっていると思い込み過ぎているから。
なので、身近な人ほど言葉を省略して伝えてしまう傾向があります。
例えば、「あれ取って!」
言っている本人は『あれ』が何なのか理解しているけど、
言葉を受けっとった側は「あれってなに?」って全くもって何のことか分からないよね。
けれども、言っている本人は相手に伝わっていると思い込んでいるから、「あれだよあれ!わかんねぇのかよ!」ってキレ始めます。
そして、相手のキレた姿にこっちもイライラして、夫婦喧嘩に発展したり、あなたが泣きをみる結果になってしまいます。
だからこそ、想いを言葉に変えるプロセスを知っておく必要があります。
例えば、幼少期の楽しかった出来事をテーマに話すとします。
両親と行く大きな公園が大好きで、原っぱを走り回ったり、ロープのアスレチックで遊ぶのが楽しかったです。
と、聞いた時にあなたはどんな公園をイメージしましたか?
きっとあなたが行った事がある公園をイメージしたと思います。
なので、僕がイメージしている公園とあなたがイメージしている公園は違うし、遊んでいる風景もまったく違うものをイメージしています。
同じ言葉を聞いても、イメージすることは100人いたら100通りなの。
なので、何が言いたいかと言うと、
受け手は話し手の言葉を理解できても、その裏にある想いは100%理解することは絶対にできない。
自分が体験したことと照らし合わせて勝手な解釈をしてしまうの。
ここを理解しておかないと、夫婦の溝を埋めることってできないんだ。
だからこそ、コミュケーションで大切なことは、
・自分の言葉は相手にどう伝わったかな?
・相手は何をイメージしてその言葉を使っているのかな?
言葉の裏にあるイメージを聴き取るコミュケーションに変えていくことが大切。
そうすれば、暴言や小言を吐く旦那さんの想いを聴き取れるようになっていき、また自分の想いを旦那さんの心に伝えらえるようになっていきます。
そのために、次の2つの能力を高めることから始めましょう!
相手の立場になって考察する能力
言葉を言葉通りに受け取らずに言葉の裏にあるイメージを聴きとるためには、
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客観力を高める必要があります。
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例えるなら、舞台監督のような小説やマンガの読み手のような視点までなれるといいです。
監督の視点や小説の読み手の視点になれると、主人公や周りのキャストが何を考え行動しているのかがよく分かるよね。
あなたを主人公にした物語の流れがよく分かるの。
けれども、このレベルまで客観力を上げるのは簡単ではありません。
そこで、客観力を上げる入り口が、
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相手の立場になって考察する
\
例えば、あなたの態度や言動を受けて旦那さんは
何を見て、何を聞いて、何を感じているのか?
旦那さんの立場になって考えてみると、さまざまな発見ができます。
・私のあの態度が不機嫌スイッチを押していたんだ
とか、
・仕事の人間関係が上手くいってないからイライラしてたんだ
とか
・家庭に居場所を感じられないから、暴言や攻撃的になってるんだ
などなど、
旦那さんがなぜその態度をとってしまうのか、旦那さんの舞台背景が感じられるようになっていきます。
そして、相手の視点になって考察できるようになったら、
第3者の視点になってみてください。
これは、例えるなら僕がカウンセリングをしているときの視点だね。
誰かの相談を受けた経験があるなら、それを思い出して欲しいんだけど、
当事者の問題って第3者からすると、すごく視野が狭くなっているような感じがしない?
だから、相談を受けると「こうすればいいんじゃないかな?」「ああすればいいじゃないかな?」っていろんな解決策が思い浮かぶよね。
なので、この第3者の視点を自分の夫婦関係に置き換えて欲しいの。
自分の問題をまるで赤の他人のように客観的に考察するの。
すると、相手の視点になって考察したときと比べて、自分自身の問題点や周りの環境や旦那さんがなぜこんな性格になってしまったのか?
いろんなことがもっと客観的に理解できるようになります。
【過去を積み重ねた結果が今になっている】
これが深く理解できるようになってきます。
こうやって視点をどんどん遠ざけて考察することができると、客観力は鍛えられて、問題解決のスペシャリストになれますよ。
感情をコントロールして関わる能力
あなたの物語を舞台監督のように客観的に把握できるようになるためには、
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感情のコントロールも必須な能力。
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イライラしていたら客観的に考えることなんてできないし、不安にかられてたらネガティブことしか考えられなくなってしまうからね。
だからこそ、感情のコントロールが必須になるんだけど、どうしたら感情をコントロールできるようになるのか!
そのためには、
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自分の心を見える化すること
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見える化することが入り口になります。
どういう事かと言うと、
イライラしているなら、イライラしている感情を感じたまま紙に書き出す。
不安なことがあるなら、不安なことを感じたまま紙に書き出す。
紙に書きだすことが大切なポイントになります!
なので、僕の講座を受けて定期的にカウンセリングを受ける受講生さんは、まず初めに
【うっぷん掃き出しノート】を作ってもらっています。
どんな風に使うかと言うと、
例えば、旦那さんのムカつくことを感じたままにノートに書き出すだけ。
これをするだけで心はだいぶスッキリします。
実は、夫婦問題で悩まされている人は、心が便秘になっています。
便秘になれば体調が悪くなるよね。
これと同じで、心も便秘になれば心が病むのよ。
だからこそ、まず出すことが大事!!
【うっぷん掃き出しノート】をしただけで、問題解決した事例もいくつかあります。
心の便秘が解消したことで、「なんでこんなことに悩んでいたんだろう」って感じる方もいるの。
悩みって見える化しないと、心の中でどんどん肥大化します。
旦那さんに不満を溜め込み過ぎると、旦那さんが視界に入っただけでイライラします。
この状態だと絶対に感情のコントロールなんてできないので、どんな不満を溜め込んでいるのかを見える化しないといけません。
見える化すると、心の便秘が解消し始めるので、旦那さんが視界に入ってもイライラしづらくなっていきます。
そして、心の便秘を解消しながら、次のステップは
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自分の価値観を理解すること
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ここが大切なポイントになります。
なぜなら、イライラや不満や不安の正体は、あなたの価値観に合ってないから起きるの。
もしも、あなたの価値観通りに旦那さんが行動したなら、絶対にストレスなんてたまらない。
むしろ、満足する訳なんだよね。
だからこそ、自分の価値観を深く理解しないと、感情のコントロールってできないの。
だから、自分が大切にしている考え方や人生観も見える化してみてね。
自分がイライラする原因ってこの価値観があったからなんだ!って気づけるとコントロール可能になりますよ。
僕がモラハラ夫だったとき、【妻は家庭的であるべき】こんな価値観を通して妻を見ていたから、仕事中心で家のことをかえりみない妻にイライラしてました。
感情の浮き沈みは価値観と深い関わりがあるので、心の便秘を解消しながら、便秘になってしまう原因の価値観を見える化してみてください。
暴言や小言を対処するためにコミュニケーションを変えてみよう!
さて、コミュケーションの基本知識を知って、客観力や感情のコントロールが少しでも出来るようになったら、
実際に関わり方、コミュケーションを変えてみよう!
【あなたのコミュニケーションの結果が相手の反応】になるので、
今とは違う関わり方が出来れば、旦那さんの反応は必ず変わります。
じゃあ、具体的にどんなコミュケーションに変えればいいのか?
まずやって欲しいことはこの3つ!
・否定や批判する態度の言葉は使わない
・自分の考えは『Iメッセージ』で伝える
・会話の主導権は相手に渡しておく
まずはこの3つを出来るようになっていきましょう!
否定や批判する態度の言葉は使わない
暴言や小言を吐く旦那さんは特に奥さんから否定されたり、批判される言葉は聞きたくありません。
誰だって自分の考えを否定されたり、批判されたら嫌だよね。
だからこそ、
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肯定的に受け止める言葉掛けを覚えましょう!
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旦那さんの考え方がおかしいなって思っても、
「なるほどね」
「そうなんだ」
「そういう考え方もあるんだね」
と、受け止める姿勢を見せてください。
それだけで暴言や小言は減っていきます。
旦那さんの価値観を否定したり批判したときに、不機嫌スイッチが入ってしまうので、旦那さんの価値観をとりあえず受け止める姿勢を見せるのが、暴言を回避するコツになります。
だからこそ、
客観力や感情のコントロールの能力を上げておくことは必須になります。
そして、目指す人物像は、
/
自分の価値観と旦那さんの価値観の違いを認めてどちらも尊重できる
\
これが出来るようになると、かなり暴言や小言は減っていきます。
自分の考えはIメッセージで伝える
何でも肯定的に受け止めてばかりだと、旦那さんは間違った考えに突き進んでしまうかもしれません。
それだと、あなたが我慢するだけで良好な夫婦関係とは言えません。
だからこそ、旦那さんの間違った考え方や自分の考えを伝える時はコツが必要になります。
否定や批判をしたら不機嫌スイッチが入ってしまうので、相手を傷つけない言い回しが大切なポイントです。
そこで、覚えて欲しい言葉掛けが
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Iメッセージで伝えるやり方!
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「私は○○だと思う」
と言うように、【私は】を主語にして伝える言葉掛けがポイント。
「あなたの考え方はおかしい」と伝えたら、否定になるので不機嫌スイッチが入ってしまう。
そんな時は、「私は○○な考え方だなぁ」って伝えると、相手を批判していないので、不機嫌スイッチが入りにくいです。
例えば、夫婦で老後のことを話したとします。
「私は、卒婚や離婚もありだなぁって思うの。お互い干渉し合うより、やりたいことをやった方がいいと思うんだよね」
ってあなたが伝えたとします。
すると、旦那さんが「バカじゃないの」って小言を言ってきても、
「あくまでも私の考え方だから」って伝えれば、それ以上暴言や小言は言えなくなります。
さらに、あなたの考え方を伝えることで、旦那さんは自分との考え方の違いに気づき、このまま自分本位で進んだらヤバいかもって思わせることもできます。
そして、「あなたはどう思う?」とか「あなたの考え方も知りたいなぁ」と、聞くことで旦那さんの考え方や価値観を知ることができます。
Iメッセージで伝えることで、自分の考えを伝え、そして相手の考え方が聞きやすくなる。
そして、暴言や小言を言われたとしても、「これはあくまで私の考え方だから」と伝えることで、あなたの価値観を否定しているわけじゃないよってことが伝わり、暴言や小言が言いづらくなります。
ぜひ、Iメッセージで伝える方法を取り入れてください。
会話の主導権は相手に渡しておく
旦那さんがイライラしているときに話しかけても、「うるせぇ!」とか無視されてしまうよね。
けれども、子育てのことや家の用事のこととか話さなきゃいかないことってあるよね。
旦那さんの不機嫌スイッチを回避するためには、
/
会話の主導権は相手に渡しておく
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これが基本になります。
例えば、旦那さんに話を聞いてもらいたい時、
「子供のことで話したいことがあるんだけど、今話しても大丈夫?」
と、旦那さんに「はい」か「いいえ」を答えられるように同意を得ることをすると、不機嫌スイッチを回避して暴言や小言を吐かれることが減ります。
もし、旦那さんが話したくない気分なら、「後にして」って言えるし、
話せる気分なら「大丈夫だよ、なに?」と返答がきます。
そして、旦那さんが自分で聞き返すと言うことは、話を聞く姿勢になると言うことなので、スムーズに話を聞いてもらえるようになります。
なので、旦那さんと会話を始める時には、相手に主導権を渡し、同意を得てから話をするようにしましょう!
これでさらに、暴言や小言が減っていきます。
まとめ
旦那さんの暴言や小言の対処法についてお届けしました。
ぶっちゃけた話・・・簡単ではないです。
なぜなら、あなたの今までの考え方を変える必要があるから!
人間は変化が嫌いな生き物です。だから今までのパターンを無意識に繰り返してしまうの。
そこを意識的に変えていかなきゃいけないので、かなり消耗します。
けれども、今日お伝えした内容を実践すれば、最小限の消耗で済み、夫婦仲を改善できます。
言葉を言葉通りに受け取らず、相手のイメージを聴き取る!
コミュケーション能力を高めることが、人間関係の悩みを解決する道になるので、
コミュケーションの基礎知識を知って、
客観力と感情のコントロールの能力を上げ、
言葉掛けを変えて、
Iメッセージで伝えて、
会話の主導権は相手に渡しておく。
今日お伝えしたことが土台になるので、実践してみてください。