夫婦円満の秘訣

全前置胎盤のブログ。管理入院から子宮全摘出になった経緯

 

2020年3月23日に第6子が生まれました!

無事に生まれてくれてホントに良かった。

 

どうも、こんにちは!

ファミリーシップ・サポートの嶋根徹哉です。

6番目の妊娠は全前置胎盤という、妊婦さんの0.5%の割合にしか起きない妊娠になってしまいました。

そして、前置胎盤の中でもさらに10%の程度の割合に起きる。

癒着胎盤になってしまったんです。

全前置胎盤になってしまった記録をこのブログに収めたいと思います。

管理入院から子宮全摘出までの出来事

 

我が家は、4番目の子供から帝王切開になってしまいました。

それは、逆子が直らないのが原因でした。

なので、5番目も帝王切開。

出産のたびに命の重さを感じさせる出来事の連続。

そして、6番目は妊娠は全前置胎盤になってしまい、妊娠6ヶ月に満たない時から産科医の先生に死のリスクを伝えられていました。

旦那の僕は話を聞くことしかできないから、妻から話を聞くたびにモヤモヤした気持ちだけが心を締め付けていました。

管理入院になるまでの生活についてはこの後、お伝えします。

まずは、管理入院から子宮全摘出になった出来事をお伝えしますね。

 

前置胎盤には管理入院がある!

 

妻が管理入院になったのは、出産の10日前。

本当は一か月ぐらいは管理入院の予定だったんだけど、新型コロナの影響でギリギリまで自宅待機になったんだ。

そして、帝王切開の手術は妊娠35週で決まっていました。

なので、手術後はNICUに入院することもほぼ確定状態。

第5子でNICUは体験済だったので、心に余裕が持てたのは救いでした。

そして、管理入院の日。

全前置胎盤といっても、妻は健康そのもの。

入院するときは家族と明るくバイバイしました。

新型コロナの影響で面会謝絶。

出産まで家族と会わない管理入院でした。

なので、妻は暇だったそうです。

仕事が大好きな妻にとって、動かないでじっとしているのがもどかしかったみたい。

けれども、僕からしたら10日間なんてあっという間。

2020年3月23日。

とうとう帝王切開の日が来ました。

子宮全摘出になった全前置胎盤

 

3月23日。

僕は保育園組の3人を保育園に連れて行き、
小学生組はおうちでお留守番。

僕は、午前8時半に病院につくように言われていました。

病院についても、妻に会えるわけでもなく
待合室のロビーで待たされ、
帝王切開の同意書にサインをしていました。

そして、午前8時45分。

妻が産科病棟から助産師さんと一緒に点滴をさしながら姿を現しました。

妻は、10日間の管理入院で顔色が良くなって、
むくみも取れたそうです。

やっぱり食事って大切なんですね。

なんてことの他愛もない会話をしながら、
僕も一緒に手術室の入り口へ。

10日間ぶりにあっても一緒にいられたのは3分程度。

もしかしたら、これが最後の会話になるかもと思うと、何とも言えない胸の苦しみがありました。

そして、僕がまたロビーで待機。

時間だけがゆっくりと過ぎながら、
僕の心臓は早く波打っていました。

待ち時間の1分は、5分にも10分にも感じられる長い時間でした。

そして、9時50分ごろ

第6子の赤ちゃんが保育器の入って僕の前に現れてくれました。

 

 

 

 

何とか無事に生まれてくれて、
けれども、呼吸が上手くできない状態だったので、
そのままNICUへ。

生まれてくれた安堵に胸を撫でおろすけど、
本番はこれから・・・

もしも、子宮全摘出なら大掛かりな手術がされているはず。

けれども、僕は待つしかできない。

ロビーでただずっと待ち続けて。

1時間が経ち、2時間が経ち、
やっと助産師さんが現れて、
手術が終わったことを教えてくれました。

けれども、表情は硬い。

手術は終わったけれども予断は許さない状況。

子宮全摘出になったことを教えられました。

子宮全摘出になった経緯の産科医の説明

 

赤ちゃんと対面してから2時間後。

やっと妻と合うことができました。

けれども、妻は全身麻酔。

ベットに乗せられた姿での対面です。

妻は、全身麻酔から目を覚ました直後で、
帝王切開の痛みで歪んだ顔をしていました。

今日が山場ということで、個室への移動。

僕は一言二言声をかけただけで、
妻はすぐに産科病棟へ・・・

そして、僕は手術室近くの説明室に案内されました。

説明室に入ると、そこには!なんと!

妻の子宮と癒着した胎盤がデスクに置かれていました。

人によっては、内臓を見ると気持ち悪くなる人もいるようです。

僕は、「おっ!」っと思いながらも平気でした。

そして、産科医の先生から、今回の帝王切開の説明がされました。

・癒着がひどくて子宮全摘出をしたこと
・出血が3300あって、輸血をしたこと
・妻の体の状態
・感染症のリスク
・子宮と胎盤の状態を現物を使っての説明

かなり危険な手術だったことを聞かされました。

そして、妻が子宮を見たいとのことだったので、
子宮全摘出の写真をスマホで撮らせていただきました。

かなりグロテスクなので公開できませんが、
すごい大変な手術だったことは間違いありません。

前置胎盤で手術をする人へ

 

男の僕が伝えられることは少ないかもしれません。

だから、僕が妻を見ていて思ったことをお伝えします。

まず、出産にはストレスを溜めないことが一番。

妻は、安静第一の状態でしたが、ぎりぎりまで好きな仕事をしていました。

産科医の先生から怒られながら(笑)

けれども、ストレスを溜めないからギリギリまで管理入院が伸びたのだと思います。

でも、やっぱり無理はしてほしくない。

前置胎盤で出血を起こせば、命の危険がある。

もしも、病院から離れた場所で出血があれば・・・

そう思うと妻の出張は冷や冷やしました。

なので、僕から言えることはストレスを溜めずに安静にして欲しいこと。

僕らは6回の出産経験があるから、
ビクビクしない日々を過ごせたけれど。

もしもこれが初産だったら、毎日が生きた心地がしなかったかもしれない。

だからこそ、不安があるなら家族に助けを求めて欲しい。

自分だけで頑張らないで欲しい。

出産はホントに命懸けだから。

まとめ

 

いかがだったでしょうか?

旦那目線での全前置胎盤の帝王切開になった経緯をお伝えしました。

きっと文章だけでは伝わらない想いもあると思います。

そんなときは、いつでも質問してくださいね。

専用ライン@に登録いただければ、秘密な話も1対1で行うことができます。

妻が3月30日に退院予定なので、妻目線の内容もお届けできたらと思います。

前置胎盤になると、不安もたくさんだと思いますが、このブログが何かの参考になればいいなと思います。

 

 

ABOUT ME
ファミリーシップ・トレーナー嶋根
子供の心を豊かに育むための、愛されママになる方法をお届け! 『ママは家族の太陽』の才能を開花して5年後も10年後もずっと私らしく愛され続けるファミリーシップ・サポートを提供しています。