非認知能力を高める家庭環境にするにはどうすればいいか?
その疑問にお答えします。
こんにちは。
愛されママの才能を開花して家族円満になる方法をお伝えする。
ファミリーシップ・サポートの嶋根徹哉です。
子育てで注目を集めている『非認知能力』
非認知能力とは、数値化できない「生きていくために必要な能力」のこと。
学力やIQといった数値で測れるものではなく、協調性やコミュニケーション力など数値では測りにくい能力全般を指す!
その非認知能力を育むために実は、
家庭環境ってめちゃめちゃ大事!
わが家には1男5女の6人の子供がいますが、家庭環境の影響って凄いよ。
そこで、非認知能力を高める家庭環境についてお届けするよ。
非認知能力を高める条件
結論から伝えると、
非認知能力を育む土台は、
『安心安全を感じる家庭環境』
これが絶対条件だと思うの!
なぜなら、
自己肯定感を育むことがスタート地点だから!
非認知能力の具体的な能力例を挙げると、こんなのがあるの。
・問題解決力
・批判的思考力
・協働力
・コミュニケーション力
・主体性
・自己管理能力
・自己肯定感
・探究心
・共感性
・道徳心
・倫理観
・規範意識
・公共性
・独自性
(2019年12月1日 発行、2020年11月1日 改訂版発行)
一般社団法人 日本生涯学習総合研究所
「非認知能力」の概念に関する考察(Ⅱ)~「非認知能力」の要素における関連性の観点から~(改訂版)から抜粋
この中の主体性や協働力やコミュニケーション力や探究心など、
ほとんどの項目が自己肯定感が土台なんだよね。
自己肯定感が低く、
「どうせ自分なんて・・・」「自分には価値なんてない」「自分に出来るわけがない」
なんて思い込んでいたら、自分から何かしたいと思わないし、
自信なんてないし、やる前から諦めちゃうよね。
すると、非認知能力なんてまったく発揮できなくなってしまう。
だからこそ、
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安心安全な家庭環境が必須なの。
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自己肯定感を育める環境が非認知能力を高めるために必要な条件になるよ。
そこで、
安心安全な家庭環境じゃなかったらどうなるのか・・・
僕がやらかしてしまった体験でお伝えするね。
家庭環境が悪いと非認知能力は下がる理由
家庭環境が非認知能力を育てると言っても過言じゃありません!
それだけ、子供にとって家庭環境の影響って強いの。
これは僕が親としてやらかしてしまったエピソードなんだけど、
僕は2回の離婚の危機があったんだ。
親の僕たちがイライラして家庭環境がギスギスしている時は、
子供は情緒不安定だった。
当時小学二年生だった、長男なんて親の顔色ばかり伺って不安げな表情をずっとしてました。
そして、保育園児だった次女は、3歳にして夫婦の仲を繋ぎとめようと両親の間に入り手を握って僕と妻の顔色を伺っていたの。
夫婦喧嘩と同じように兄妹ケンカも酷くて・・・
そのたびに怒鳴り声ばかり響いて。
こんな環境で非認知能力が育めるわけがないよね。
長男は小学校になじめず、毎朝「学校行きたくない」と泣き
長女は気性が荒く手が出るようになり、
次女は空気を読み過ぎて我を押し殺し・・・
自己肯定感はどんどん低くなってしまったの。
そして、自己肯定感が低くなるから、対人関係が上手くいかなくなっていくんだよね。
長男は毎日親から怒鳴られ過ぎて、ビクビクした性格になり、当時の担任も優しい時と怒る時のギャップが激しい人で、
学校でもビクビクしてたんだよね。
すると、勉強に集中できるわけがないから、認知能力も低くなってしまったの。
非認知能力って認知能力にも影響しちゃうのね。
長男は一学期、二学期、三学期と進むにつれて、C判定が増えていく・・・
自己肯定感が下がる家庭環境になっていると、非認知能力も下がり、
それは、認知能力も影響しちゃう。
だからこそ、
子供の非認知能力を上げたいと思ったら、
家庭環境の改善が必須なの。
じゃあ、家庭環境ってどうやって出来上がるのか!
子供の視点になって考えてみましょう!
夫婦仲が家庭環境の大枠を作っている
僕のエピソードから分かると通り、
子供の視点になってみると、親の影響が絶大なんだよね。
特に、夫婦仲ってめちゃめちゃ重要な要素を占めている。
だから、夫婦仲が悪い環境は、子供にとって非認知能力が下がりやすい家庭環境って言えるの。
もしも、親がストレスなく笑顔でいられれば、それだけで子供は自然と安心できるのね。
そして、親が最大の理解者になってくれて、どんな自分でも受け止めてくれる体験を積むと、
ありのままの自分を愛せるようになり、自分は自分なんだと、自己肯定感が上がる。
すると、チャレンジ精神であったり、主体性であったり、探求心なんかも芽生えていくんだよね。
と、言うことは・・・
夫婦仲の良さが安心安全な家庭環境を作るってことになるの。
あなたのストレスが無くなるとしたら、旦那さんがあなたの理解者になってくれている時だと思うの。
だからこそ、
子供の非認知能力を育てたい!
そう思ったら、夫婦仲の改善が一番の近道!
なので、次のことは絶対にやめようね。
子供の前でパートナー愚痴は絶対にNG
子供の前で旦那さんの悪口を言っていないですか?
もしも、やってしまっているなら、すぐにやめよう!
なぜなら、
それは、自己肯定感を下げる行為だから!
愚痴を言うとストレス発散になっていると思うけれども、
それ、勘違いです!!
実は、愚痴を言うとよりストレスが溜まりってしまうの。
それは、あなたにも子供にも両方ね。
愚痴を言う人、聞く人、両方の心を傷つけているだけなの。
さらに、嫌な思い出のイメージトレーニングになってしまうから、
より旦那のことが嫌いになり、夫婦仲の改善から遠のいてしまうの。
だから、
子供の非認知能力を育みたいと思ったら、愚痴ではなく、
相手の良いところを見つけて褒める習慣を作った方がいい!
僕は愚痴を言うことから、「ありがとう」を言う環境に変えたことで、
夫婦仲の改善につながりました。
愚痴ではなく感謝に変わると、それだけで夫婦仲の改善は始まり、
安心安全を感じる家庭環境に近づけるよ。
夫婦喧嘩を見せると脳が委縮する
僕は離婚の危機になっていた時、子供の前で普通に夫婦喧嘩をしていました。
実は、子供の前で夫婦喧嘩を見せると、
場合によっては『脳を委縮させます』
不安や恐怖を与え続けてしまうと、
そのストレスを下げるために、脳を委縮させてストレスの影響から逃れようとするの。
すると、どれくらい委縮してしまうのか気になるよね。
実はこんなデータがあるの!
福井大学とハーバード大学がアメリカで行った調査です。年齢層と学歴が同じ若者から、夫婦間の身体的暴力を目の当たりにしてきた人と、言葉の暴力に接してきた人を抽出。脳をMRIで調べました。
その結果、双方とも脳の一部が萎縮していましたが、身体的な暴力を見てきた人は萎縮率が3.2%だったのに対して、言葉の暴力は19.8%と6倍も高いことがわかったのです。
引用:NHKクローズアップ
言葉の暴力を浴びせ続けると、19.8%も委縮することがあるんだって。
そうなってしまったら、非認知能力どころじゃないよね。
日常生活に影響がでてしまう。
あなたはどんな夫婦喧嘩を子供に見せてしまっていますか?
仮面夫婦も場合によっては夫婦喧嘩と変わらないから注意してね。
非認知能力には夫婦仲はめちゃめちゃ大事な理由
ここまでを通して、非認知能力には夫婦仲がめちゃめちゃ大事なんだってことが分かったと思うの。
子供にとって親はお手本。
むしろ、親の非認知能力が子供の非認知能力を育てるって言ってもいいかもしれない。
それだけ、子供にとって親の影響ってバカにできないのよ。
非認知能力って言い換えると
「生きていくために必要な能力」
になるじゃない。
もしも、夫婦仲の悪さを見せ続けさせたら、
結婚願望も無くなるし、人との関わりに距離を置くかもしれないよね。
それって、生きていくための能力を奪うことにつながると思うの。
悩みの8割、9割は人間関係って言わている。
人間関係を学ぶ場って両親の夫婦仲からなんだよね。
だからこそ、ネガティブな思考を受け付けさせないためにも、夫婦仲ってめちゃめちゃ大事なんだ。
家庭環境の雰囲気は親が作っている
非認知能力を育てたいと思ったら、
あなたが笑顔でいられる家庭環境を作ればいいの。
子供が伸び伸び育つか、ビクビク育つかは親次第!
あなたがイライラしていれば、家庭観の雰囲気は悪くなり、子供も居心地が悪くなる。
あなたが笑顔でいられれば、家庭環境は良くなり、幸福感を抱けてしまう。
それだけ、親の心の状態がダイレクトに家庭環境になっているの。
だからこそ、
あなたがストレスと発散でき笑顔でいられる環境を目指すことが、非認知能力を育む家庭環境の土台になるの。
家庭環境の雰囲気は親が作っている
このことを胸に刻めば、今日から改善のための1歩が踏み出せるよ。
夫婦仲が良いと個性的な子供とも向き合える
もしも、発達障害があると非認知能力を育むにはコツがいる。
そんな我が家の三女がもしかしたら、学習障害かもしれないの。
まだ検査中ではっきりと診断は出ていないんだけど、
明らかに、周りに子より発達がゆっくりなんだよね。
兄妹と比較しても、「あれなんか違うな」って個性的な子なんだよね。
特に学習面に違いが大きくて、文章問題が理解できない。
数字が理解できない。そして、集中して授業を受けられない。
そんな状態なの。
すると、夫婦仲が悪いと受け止める余裕がなくなってしまう。
「なんであなたはできないの!」
そんな言い方をしちゃいんだよね。
けれども、
夫婦仲が良かったら個性的な我が子を受け止めやすくなるの。
夫婦で協力して相談し合える関係でないと、固執した見方をしてしまい
子供を責め立ててしまうのよ。
僕は長男にさんざんやらかしちゃったからね。
だからこそ、夫婦仲を改善して子供にとって安全を感じる家庭環境に変えて行こうね。
非認知能力を高める家庭環境に変わるためには
じゃあ、非認知能力を育む家庭環境に変わるために何から始めればいいのか!
それは、次の2つ
・親の自己肯定感を上げる
・価値観の違いを尊重する
この2つから始めることで、子供にとって安心安全を感じる家庭環境に変わっていくよ。
夫婦仲を改善するにもポイントがあって、
まず初めは自分をお整えることからスタートなの。
なぜなら、
夫婦仲が悪い時って相手の価値観が受け入れられないときだから!
だから、まず自分の価値観を知って自己理解を深めて自己肯定感を上げることがスタートなの!
そして、自分の自己肯定感が上がると、旦那さんの価値観の違いを受け入れられるようになる!
そして、価値観の違いを尊重出来ることが夫婦仲の改善になるの。
僕が離婚の危機から夫婦円満になれたのも、
お互いの価値観を知って、どちらも尊重できたから!
もしも、価値観の違いを受け入れられなかったら、離婚になっていたと思う。
だからと言って、決して離婚が悪い訳じゃないよ。
離婚した方が子供のためになる時もある!
あまりにも価値観が違い、目指す未来が別々なら離婚するのも一つの手!
だけれども、
改善できるのであれば、まず改善のための行動をした方がいい。
その行動も子供にとったら人生の教科書。
非認知能力を高める生きた教材になるんだよね。
だからこそ、
夫婦の価値観の違いを乗り越えて欲しい!!
まとめ
非認知能力を高める家庭環境に夫婦仲がめっちゃ大事な理由をお届けしました。
子供にとって、両親が人生の教科書!
だからこそ、
不仲でなおかつ、子供が親の顔色を伺う環境になっていると、
子供の非認知能力は高められない。
むしろ、自己肯定感が下がり、結果、非認知能力も下がる。
そんな結果がまっている。
なので、
夫婦仲を改善することが、子供の非認知能力を高める近道になるので、
子供が安心安全を感じる家庭環境を作り上げてください。