こんにちは!
大好きな子供たちや大好きなパートナーに愛されながら自分らしく生きるファミリーシップ・トレーナーの嶋根徹哉です。
今日のテーマは
『夫婦喧嘩が子供の脳を委縮させる原因』
実は、夫婦喧嘩を日常的にやってしまうと、子供の脳の発達に影響がでます!
それも、身体的暴力、言葉の暴力で違いがあるの!
一体どういうことなのか?
夫婦喧嘩が与える子供の脳の萎縮についてお届けします。
夫婦喧嘩が子供の脳を萎縮させる!
あなたは、どれくらい頻度で夫婦喧嘩をしていますか?
夫婦喧嘩のやり方を間違えてしまうと、子供の脳に悪影響が出てしまいます。
「日常的に繰り返される激しい夫婦げんかは、子どもの脳を傷つけている―」近年、驚きの研究結果が明らかになった。福井大学とハーバード大学がアメリカ人を被験者にして調べたところ、日常的に両親の暴力や暴言を見聞きしてきた子どもたちは、脳の視覚野の一部が萎縮していたというのだ。記憶力や学習に影響が出る可能性もあるという。
引用:NHKクローズアップ
福井大学とハーバード大学の研究であるように、
夫婦関係を良くるための夫婦喧嘩なら、問題ないけれども、
相手を罵倒したり、蔑むような言動は、子供の心と子供の脳を傷つけている。
けれども、夫婦喧嘩をしないなんてことはできないよね?
じゃあ、どんな夫婦喧嘩だと子供の脳を委縮させてしまうような影響が出てしまうのでしょうか?
夫婦喧嘩で身体的な暴力と言葉の暴力で脳の萎縮率が違う!
夫婦喧嘩が与える、子供の脳の萎縮率は、身体的な暴力と言葉の暴力で違いがある!
福井大学とハーバード大学がアメリカで行った調査です。年齢層と学歴が同じ若者から、夫婦間の身体的暴力を目の当たりにしてきた人と、言葉の暴力に接してきた人を抽出。脳をMRIで調べました。
その結果、双方とも脳の一部が萎縮していましたが、身体的な暴力を見てきた人は萎縮率が3.2%だったのに対して、言葉の暴力は19.8%と6倍も高いことがわかったのです。
引用:NHKクローズアップ
なんと、身体的な暴力は3.2%の萎縮率
言葉の暴力はその6倍の19.8%の萎縮率!
圧倒的に言葉の暴力が子供の脳に影響を与えている!
それは、身体的な暴力は見ても直接子供に痛みが届かない。
けれども、言葉は違う。夫婦喧嘩の声は、直接子供の脳に伝わってしまう。
これが、子供のストレスを上げて脳を委縮させる原因!!
そして、ストレスを下げるために、脳を委縮させてストレスの影響から逃れるためなの!
脳の視覚野を委縮させることで、記憶させないようにしているのかもしれない。
すると、記憶力に問題がでたり、コミュニケーションがうまく取れなかったり、適合障害が起こってしまう可能性がある!
なら、どんな言葉の暴力が子供の脳に影響を与えてしまうのでしょうか?
どんな夫婦喧嘩が子供の脳を委縮させる?
夫婦喧嘩で思わず相手を罵倒してしまうことはある。
では、どんな夫婦喧嘩をしてしまうと、子供の脳に影響が出てしまうのでしょうか?
どの程度、ことばによる夫婦げんかに接すると脳に影響が出ていたのか。「叱る」「脅す」「ばかにする」などの行為を、どのくらいの頻度で目にしたのか、15の質問項目を設定。
例えば、毎月だったら4点、毎日だったら7点というように、頻度が多くなると点数が高くなります。このスコアが40点以上の人の脳を調べたところ、萎縮が確認されたのです。
引用:NKHクローズアップ
「怒鳴る」「脅す」「馬鹿にする」こんな夫婦喧嘩を毎日のように繰り返していないですか?
子供の脳を委縮させてしまう夫婦喧嘩は、子供に恐怖心や不安感を与える夫婦喧嘩。
なので、思い出してみて、夫婦喧嘩をしているとき、子供たちはどんな反応をしている?
こわばった表情や泣き顔や不安がっていないですか?
子供の恐怖心を駆り立てる夫婦喧嘩が子供の脳を委縮させる。
過剰な夫婦喧嘩は子供の自己肯定感も委縮させる
子供の脳を委縮させるような夫婦喧嘩を続けると、子供の自己肯定感も委縮させてしまう。
なぜなら、自己肯定感は安心感の中で育っていくから。
毎日、罵倒される声が聞こえる環境だったら、自信を持ったり、夢を描いたり、自分は自分なんだって肯定できるわけがないよね。
夫婦喧嘩の声を聴くだけで、子供の脳にはストレスホルモンが過剰に分泌される。
ストレスホルモンは、不安や恐れなどの感情強化してしまう。
だから、夫婦喧嘩を長期間続けたら、子供の心はどうなるか想像できるよね。
不安でいっぱい・・・
罵倒される声を多く聞く環境だからこそ、自己肯定感ではなく、自己否定する環境になってしまう。
だから、過剰な夫婦喧嘩は何もいい結果は生み出さない。
まとめ
今回、NHKクローズアップの記事を引用しました!
もし、詳しくしりたいなら、こちらをご覧ください。
>>https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4078/index.html
まさか、夫婦喧嘩が子供の脳を委縮させるなんて・・・
できることなら、子供のためにも夫婦喧嘩をやめたいよね。
じゃあ、どうしたら夫婦喧嘩をやめることができるのか?
それは、心の勉強をするしかない!!
知らないことが一番恐ろしいこと。
感情をコントロールするやり方なんて、学校じゃあ教えてくれない。
なぜ、イライラするのか?落ち込んでしまうのか?
自分の感情がどうして反応するのかって知らなかったら、感情はコントロールできない。
だからこそ、子供の成長が気になるなら、親も一歩踏み出して、心の勉強を始めてみよう!
僕は心理学を学んだことで、夫婦関係も家族関係も良くなった。
だからこそ、あなたにも変わるきっかけになってくれたらって思います。