仕事

見て覚えるは古いからこそ『新・見て覚える仕事術』を知ろう!

こんにちは

ファミリーシップ・サポートの嶋根徹哉です

仕事は見て覚えるんだ!!

あなたはそんな風に言われたことない?

 

職人気質が高い職業ほど
見て覚えろ!ってことを言われる!

 

けれども、

 

スピードを求められる今の時代に
見て覚えろ!だけで人は育つのかな??

 

僕はそうは思わない!

 

転職が当たり前になったこの時代だからこそ、
昔ながらのやり方にこだわらずに、
新旧を融合させたやり方にシフトしなきゃいけない。

 

そこで、

 

見て覚える人材育成の方法について
新しい視点でお届けします。

 

新・見て覚える仕事術、そのやり方とは??

 

ただ見ているだけじゃ、仕事の能力は上がらない

 

僕は製造業で働いていた。

まだまだ職人がいる職場だったので、
当たり前のように言われたことがある。

 

仕事は見て盗め!
仕事は見て覚えるものだ!
1人前には10年かかる!

 

そして、僕は入社1年目、
ほとんど掃除しかしなかった。

 

職人の人たちの仕事姿を見て、
何をやっているのかを観察していた。

 

そして、質問をしても、

自分で考えろ!

そんな感じだった。

 

だからこそ、思ったね。

 

この育て方をしていたら、
そりゃ1人前になるまでに
10年以上かかるでしょ!って

 

そして、

その見て覚えろ精神のおかげなのか、
その会社の平均年齢は50歳。

 

若い人は入社しても根付かない
そんな環境だった。

 

見ているだけじゃあ、能力は上がらない。

 

なぜなら、大切なポイントを押さえないで
自己流でやり続けると、間違った癖が
ついてしまうから・・・

 

そして、

なぜ、このやり方がいいのか?

 

仕事を見て覚えることが目的になって
新しい発想なんてでなくなる。

 

伝統工芸ならそれでいいと思うけど、

 

事業として成長し続けるなら、
とても危険な行為。

 

スピードと正確さを求められる
今の時代に、見て覚えるだけじゃあ
人は育たない。

 

そして、あなたがもし
そんな会社に勤めてしまったのなら、
見て覚えるやり方を知っておいた方がいい!

 

なぜなら、

やっぱり職人の技は確かに凄いものだから!!

 

見て覚えるには、見るポイントがある

 

見て覚えろ!って言われて
素直に見ているだけの人がいる。

 

そして、

 

ただ見ているだけだと、
何も手に入らない。

 

なぜなら、

見ているだけで、考えていないから

 

そして、

自分ごとのように捉えていから!

 

見ておぼえためには見て覚えるポイントがある!

 

そのポイントとは??

============

・自分が何をしたいからその人から覚えるのか?
 目的を持っておくこと

・仕事の全体像を押さえて、その人がなぜ、
 その行動を取るのか?を観察すること
(ゴールからの逆算思考)

・その人の環境を観察する。
 なぜ、今の状態になっているのか?
 どんな行動をして、どんな能力をもっているの?

・その人の考え方を観察する。
 仕事に対する信念は?
 その人にとって仕事とは何か?

・その人の流れを観察する。
 空手の型のように、熟練者には型がある。
 仕事の動き、手順、時間の使い方など
 その人の型を真似る。

==========

 

ざっくり、こんなポイントを意識して
観察すると、見て覚える質が上がるよ。

見て覚えろ!理不尽な教育の回避方法

 

もしも、見て覚えろ!て言われて
理不尽さを感じているなら、

質問の仕方を変えてみよう!

 

それだけで、
理不尽さを回避できるかもしれない。

 

そのために、
教育者の癖を観察する必要がある!

 

そして、

教育者の喜ぶポイントを押さえながら質問すると
的確なアドバイスがもらえる可能性が上がる。

 

例えば、

職人タイプで一番多いのが、
1から10まで教えてくださいスタンスの人が嫌い

「教えてください」って言うと、
見て覚えろ!って言われて終わってしまう。

 

職人タイプは、自分でやってきたことを
言語化するのが得意じゃない。

 

なぜなら、

言葉で教わっていないから!

 

感覚を言葉にするってとても高度なことなの!

 

だからね、安易に見て覚えろ!なんて
言っちゃうんだよね。

 

そこで、

職人タイプにはこう聞いてあげよう。

 

「なぜ、○○なやり方をするんですか?」

「○○についてアドバイスをください」

 

こんな感じで、聞きたい事を具体的に
聞いてあげよう!!

 

教えてくださいはNGワード

 

職人タイプの時代背景には、
教えてくださいは禁句な人が多かった。

 

だから、教えてくださいって言葉の裏には
怒りの感情だったり、憤りの感情だったり、
あまりいい印象が無いの。

 

なので、職人タイプから
教わらなきゃいけないときは、
その人のかけだしの時代の話を聞くといいよ。

 

けっこう、自分の過去の栄光的な話を
するのが好きな人が多いから!

 

そして、

その人の時代背景にあった、
聞き方をしてあげると、
素直に教えてくる。

 

だからこそ、

見て覚えろ!って言われて理不尽を
感じているなら、その人の時代背景を
観察して見て!

 

癖が分かれば、対処法がわかるもの。

 

言葉になっていない言葉を聴きとる。

 

そのためには、日ごろからの観察が物を言うよ。

 

 

 

人材育成ができない会社は生き残れないのか?

 

転職が当たり前の時代、技術力は育ちにくいよね。

だからこそ、

人材育成ができない会社は生き残れないと思う。

 

もしも、あなたの会社も人材育成が下手くそなら
衰退していくことを覚悟しておいた方がいい!

 

けれども、

あなたが、会社を少しでも良くしたいって
想いがあるのなら、やっぱり見て覚える技術は
必要になってくる。

 

なぜなら、

技術力をもっている年配者は、
教えることができないから!

 

あなたが見て覚えて、
そして、言語化をしてあげる。

 

そのサイクルを回れれば、
人材育成に光がさす。

 

あなたが見て覚えてきたものを
形式化にして、ステップ・バイ・ステップに
転換出来たなら、

あなたは会社にとって無くてはならない
存在になる。

 

もしも、年配者しかいない職場なら
教育に関心があるあなたにしかできない事がある。

 

会社のネックになっているところを
埋められる人材になれたら・・・

あなたみたいな考え方を持つ人が
これからの時代を切り開く!

 

人は、人を通してしか成長できない。

 

関わりの中で、人は成長するものだから!

 

見て覚える仕事術

 

見て覚えるにはポイントがあるって話したよね。

もう一度、詳しく説明していくと・・・

 

ステップ① 目的を持つこと

目的が無ければ、行動できない。

 

だから、見て覚えることで、
自分がどうなりたいのか?

 

会社でどんな影響力を発揮したいのか?

 

その人から覚えることで、
自分のなりたいゴールを作ることから始まる。

 

なりたい自分像を作らないと、
見て覚えることができない。

 

だからこそ、
始めのステップは目的を持つこと!

 

 

ステップ② 仕事の流れ、全体像を観察する。

 

あなたが覚えなきゃいけない仕事は、
会社に全体の仕事の流れの中で、
どんなポジションなのか?

 

全体像を把握しておく必要がある。

 

なぜなら、

 

全体の流れを分かっておかないと
影響力を発揮できる人物になれないから!

 

自ら考え行動する!

 

これからの時代は主体的な人材が
求められる!

 

だからこそ、会社の流れ、
物の流れ、人の流れ、お金の流れ、
時間の流れ、会社特有の環境を
掴んげ置かなければならない。

 

 

 

ステップ③ 教育者の立場とスタンス

 

会社全体の流れを掴んだなら、
次にやることは、教育者個人の流れを掴む。

 

会社にとってどんな存在なのか?

 

そして、教育者の環境は、どんな行動を
取ってきたから、今の環境があるのか?

 

そして、

行動するために、どんな能力を
身につけているのか?

 

能力を身につけるために、
どんな考え方や信念を持っているのか?

 

そして、

教育者にとって、仕事とは何か?

 

各レベルを観察して解体していく。

 

環境レベル
行動レベル
能力レベル
信念・価値観レベル
アイデンティティーレベル

 

見て覚えるというのは、
この5つのレベルに解体して
吸収していくものなんだよ。

 

 

 

ステップ④ 型を手に入れる。

5つのレベルに解体して
吸収していくと、あることが分かっていく

それは、熟練者の型。

仕事の熟練度が上がれば上がるほど、
無駄な動きが無くなっていく。

 

まるで、空手の型のように
決まった動きをしているもの。

 

型ができると、労力の省エネ化が起こる。

 

5つのレベルに解体して、
熟練者の型を見出す。

 

型が身に着いた時、あなたの影響力は
グッと上がりだす。

 

 

 

ステップ⑤ 言語化に変えていく

見て覚えろって言うのは簡単。

けれども、

見て覚えさせながら、なぜこの方法なのか?
ロジカルにも教えることが出来たら
あなたは最高な教育者になる。

 

だからこそ、覚えたものは
見せながら、そして言葉で説明できるようにしたい。

 

そこで、

覚えたものを誰かに説明する癖を付けて!

 

あなたに後輩がいるのなら、
覚えたものは後輩に伝授してあげよう!

 

あなたを起点に仕事の輪が広がるなら
それって素敵なことだから!

 

これからの時代。

見せながら、しっかりと説明してあげる
この流れで教育していかないと
人材は絶対に育たない。

 

方向性を示して、見て、聞いて、感じさせる
教育ができたなら、10年で一人前なんて
言われるものでさえ、三分の一以下に
期間は短所できる!

 

そして、

見て覚えるやり方を覚えて、
先人たちの素晴らしい技術を
後世に残せる人材になろう!!

 

それでは、今日もできることからはじめていこうね

ABOUT ME
ファミリーシップ・トレーナー嶋根
子供の心を豊かに育むための、愛されママになる方法をお届け! 『ママは家族の太陽』の才能を開花して5年後も10年後もずっと私らしく愛され続けるファミリーシップ・サポートを提供しています。