パパっ子化

産後上の子がパパっ子でイライラ。パパっ子になる理由

こんにちは

ファミリーシップ・サポートの嶋根徹哉です。

産後上の子がパパっ子になってイライラ・・・

パパがいないときはママと仲良くしているのに、

パパが帰ってきたら手のひらを返したようにパパっ子に。

話しかけてもパパにべったりで・・・

けれども、パパが仕事に行ってしまうと、

何もなかったかのようにママにべったり。

上の子の態度の変わりようにイライラする!

 

パパっ子になることで、悲しくなったりイライラしたりするよね。

けれども、見方を変えるとパパっ子って家庭円満になれるチャンスでもあるの。

そこで、子供はどうしてパパっ子になるのか?

子供の心の変化をお届けします。

産後上の子がパパっ子になってイライラ。子供の心の変化とは?

産後になると、どうしてもママは下の子に手がかかってしまうよね。

我が家は1男5女の6児たちがいますが、下の子が生まれるとパパっ子に変わります。

けれども、下の子が生まれる前は、パパに見向きもしないの。

「ママがいい!」

ってパパなんて断固拒否。

しかし、下の子が生まれてママを独り占めできなくなると

「パパがいい!」って始まるの(笑)

子供がなぜ、ころころと態度を変えるのかって言うと、


安心・安全を求めているから

人間の本能には生存欲求があって、安心・安全に生きたいって無意識に刷り込まれているの。

そして、子供が幼ければ幼いほど、安心・安全欲求は強いの。

理性よりも本能が強いからね。

だから、子供はコロコロと態度を変えることがあるんだけど、

それって、ただ安心・安全を求めているだけなんだ。

それだけ、下の子が生まれると【不安】を感じてしまうの。

今まで、ママが1番近くにいて守ってくれていたのに、下の子に取られてしまった。

すると、今までの安心・安全が無くなってしまうから、その開いた心の隙間を埋めたくなるの。

そこで、パパが子供にとって安心感を抱ける人だったら、パパっ子に走るんだよね。

だけれども、子供によってパパに求めていることが違うの。

本当はママがいいんだけど、下の子のために我慢してパパっ子になったり、

ママの気を引きたくてパパっ子を演出したり、

初めは、ママに振り向いてもらいたいからパパっ子ってこともあるの。

いままでの安心・安全を取り戻そうとしてね。

 

上の子がパパっ子になってしまう理由

上の子がパパっ子になる理由は、


安心・安全欲求があるから

子供は親に好かれないと生きていけない。

だから、親の気を引こうとするんだ。

そうするとね。

パパっ子になれる家庭環境って上の子にとってはいい環境なんだよね。

なぜなら、安心・安全欲求が満たしやすいから!

もしも、パパが子育てに興味がなくて無関心だったら・・・

子供が来ても「あっち行け」って子供を邪険に扱う人だったら、

子供は絶対にパパっ子にならない。

そして、ママも下の子で手一杯で上の子をかまってあげられなかったら・・・

上の子の心は、不安で不安でいっぱいになるんだよね。

すると、暴れる子もいれば、いい子になりすぎる子もいる。

親に好かれないと生きていけない子供にだから、

親の気を引く行動をするの。

もしも、暴れることで親の気を引けるなら暴れる子になるし。

もしも、いい子でいることで親が褒めてくれるならいい子を演じて我慢するの。

なので、長女にいい子が多いのは我慢した結果かもしれないの。

けれども、注意してね、我慢って不安をため込んだ結果なのね。

言い換えればストレスになるんだけど、溜まったストレスは発散しないと大変なことになるよね。

だから、反抗期のときに手が付けられなかったり、思春期になると親子喧嘩が絶えないなんてことも起きる火種になるの。

だからこそ、パパっ子になれる家庭環境って大切なの。

子供は不安と安心を繰り返しながら成長していく。

不安に偏れば心が荒れやすくなるし、

安心に偏れば依存体質になりやすい。

けれども、幼いころは安心・安全欲求を満たすことが超重要だから

パパっ子になるのはいいことなの。

それだけ、子供の心を安心・安全で満たして上げることができるから!

パパっ子は夫婦円満のチャンス

 

実はパパっ子って見方を変えれば夫婦円満のチャンスなの。

なぜなら、子供の成長に合わせて、夫婦の価値観ってズレていくものだから。

夫婦の価値観をズレたままにしておくと、

夫婦喧嘩が絶えなかったり、
仮面夫婦になったり
一緒にいるのが苦痛になったりするの。

だからこそ、パパっ子は夫婦円満のチャンスなの。

会話を育むきっかけをたくさんくれるから!

我が家も6人の子供たちがいて、理想の家族。理想の夫婦なんて言ってもらえるけど。

離婚の危機はあったし、子供が不登校になったり、傷害騒動を起こしたり、家庭環境は最悪なこともあったの。

それだけ、夫婦円満でい続けられる家庭なんてないの。

必ず、価値観が合わなくて喧嘩することもあるの。

だからこそ、価値観をすり合わせるコミュケーションが大切になるんだよね。

そのために、パパっ子って大切な要素なの。

なぜなら、パパっ子になるってことは、パパが家庭に目を向けているってことだから。

無関心なパパだったら、どうにもならないの。

家庭に関心があるパパでないと、夫婦円満、家庭円満になることはできない。

なので、パパっ子って環境を上手に活用して欲しいの。

夫婦で子供たちの話をきっかけに、お互いが将来どんな家庭にしていきたいのか?

話合ってほしいんだよね。

夫婦は同じ方向を向いているから、円満でいられるの。

別々の方向を見ているときに、夫婦仲は悪くなっていくの。

なので、パパっ子は夫婦の絆を結ぶ懸け橋になる。

パパっ子、ママっ子で争ってしまうと・・・

もしも、パパっ子、ママっ子で争ってしまうと・・・

子供の心はどうなるでしょうか?

不安の方が大きくなって、安心・安全欲求なんて満たせないよね。

だから、

パパっ子になってイライラするとか、悲しいなんて思わないで。

子供は安心・安全欲求で行動しているだけだから。

子供の心の発達のためにも、安心・安全を満たすことをして欲しい。

パパっ子になることも、自立に向けたトレーニング。

ママにずっと依存するわけにもいかない。

下の子が生まれたら、上の子の心は不安を抱えるの。

不安と安心を行ったり来たりできる環境が子供の心を育む。

だから、絶対に夫婦で争うなんてことにならないようにね。

上の子がパパっ子になるにも理由がある。

ママが嫌いだからじゃないの。

ママが好きだからパパっ子になるの。

下の子が生まれたら、我慢しなければいけない。

その我慢している気持ちをパパで発散しているだけ。

そして、パパっ子になるってことは、パパが家庭に目を向けていることだから、子育てするにはいい環境なの。

子供は一人で育てるのは大変。

子供の心の発達にも、安心・安全を感じる家庭環境って大切なの。

だからこそ、パパっ子を上手く利用して子供が安心・安全を感じる環境にしてあげてね。

 

 

ABOUT ME
ファミリーシップ・トレーナー嶋根
子供の心を豊かに育むための、愛されママになる方法をお届け! 『ママは家族の太陽』の才能を開花して5年後も10年後もずっと私らしく愛され続けるファミリーシップ・サポートを提供しています。