我が家の長男は10歳の壁の真っただ中。
けれども、問題なく10歳の壁を乗り越えています。
どうも、こんにちは!
ファミリーシップ・サポートの嶋根徹哉です。
10歳の壁の男の子の乗り越え方ってどうすればいいの?
もしも、小4男子の関わり方にお困りなら、1男4女の5児パパの僕がどんな関わり方をして長男の10歳の壁を乗り越えたのか?
親の関わり方についてお届けします。
10歳の壁の男の子の乗り越え方!
10歳の壁を乗り越えるために必要なことはたった1つ。
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自己肯定感を育むこと
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なぜなら、10歳の壁は10歳前後に起こる心の変化で劣等感を抱きやすい時期だから!
そして、「対人関係面」と「学習面」で壁を感じることになる。
詳しくはこちらを確認して欲しいんだけど、
自己肯定感を育むって意識を親が持つことで10歳の壁は乗り越えられる。
なぜなら、自己肯定感が育つことで、自分の力で考えて行動する力が身につくことになるから。
対人関係も学習面も自信を持つってとても大切になるよね。
特に10歳の壁で劣等感を感じやすいからこそ、親が自信を付けるアプローチができれば子供は自分の力で進んでいける。
そして、自己肯定感が育つことで、これからの社会生活にも適用できる。
だからこそ、10歳の壁って難しい感じがするけれども、やるべきことはたった1つ自己肯定感を育むことに意識を向ければいい!
じゃあ、具体的にどうやって自己肯定感を育てればいいのか?
我が家の小4男子との関わり方についてお伝えします。
10歳の壁の小4男子の親の関わり方!
10歳の壁の時期は、自分と友達を比較して劣等感を抱きやすい。
そして、そのままにしておくと、気に入らない相手を無視したり、その人について悪いうわさを流したりといった攻撃行動を起こすことがある。
これを「関係性攻撃」って言うんだけど、詳しくはこっちを参考にしてね。
そして、子供によっては劣等感で閉鎖的になり、ひきこもりがちになることもある。
攻撃してしまうのも、逃げてしまうのも、共通するのは自己肯定感の低さ。
だからこそ、親としての関わり方も変化していかなきゃいけない。
そこで、我が家は小4の長男と、どんな関わり方をしているのか?
ポイントは、5つ
・褒め褒めコミュニケーション
・一緒に宿題をやる
・兄妹の気持ちを考えさせる
・ルールとその理由を伝える
・親の弱みを見せる
この5つの関わり方をすることで、長男の自己肯定感を育てながら、他人を尊重する気持ちも育てらられた。
自己肯定感と他人を尊重する気持ちはイコールなの!
どちらかだけってことはできないんだ。
なぜなら、自分を愛せなければ、人を愛することなんてできないから!
他人を愛して、自分を愛さないなんてできないんだよね。
まず、自分を肯定できるから、相手も肯定することができるの。
だからこそ、この5つの関わり方なんだ。
詳しく説明すると、
褒め褒めコミュニケーション 10歳の壁の突破方法①
自己肯定感を言い換えれば、
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強みも弱みも受け入れて自分を信じること
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弱みを拒絶すれば劣等感を抱くし
強みを肯定しすぎれば他者を見下す。
だから、強みも弱みも受け入れながら、これが自分なんだって肯定できることが自己肯定感なんだ。
そして、10歳の壁の時期に必要になるのが「自信」
いままでは、なんでもできる万能感が強かった。けれども、10歳の壁の時期なると比較することを覚える。
友達と比べてどうなのか?
さらに、体の成長も心の成長も個人差が出始める時期だからこそ、「自信」を持つことが大切なんだ。
そこで、親ができる関わり方は、「褒め褒めコミュニケーション」
「褒めて」、「認めて」「包み込む」この3つのポイントが褒め褒めコミュニケーションのコツ。
10歳の壁の時期は自分の弱みに気付いて、自己否定や自己評価が下がりやすい時期。
だからこそ、親が子供の弱みを認めて上げて、包み込んであげる。そのうえで褒めてあげると、自己肯定感を育むことになるよ。
なので、具体的な褒め方は、「行動を褒めること」
「○○君は素敵だね」って言い方よりも、10歳の壁の時期は「○○君は●●ができて素敵だね」って行動を褒めた方が、自信につながりやすいよ。
さらに、具体的な行動を褒めることは、具体的思考から抽象的思考力を育てることにつながるよ。
実は、10歳の壁の時期は、具体的思考から抽象的思考にシフトしていかないと、勉強にも対人関係でもつまづいてしまうの。
なので、「何が、どうなった」という因果関係を理解することが大切なんだ。
だから、具体的な行動褒める、褒め褒めコミュニケーションは、抽象的思考力を育てながら自己肯定感も育める素敵な方法なんだ。
一緒に宿題をやる 10歳の壁の突破方法②
10歳の壁の時期は、学習面でも壁がある。
特に算数が小4でつまづいてしまうと、小5、小6の分数や記号の数式や割合の計算についていけなくなる。
これを、「小4ビハインド」って言うの!
それだけ、小4の勉強が分岐点になるってことなんだよね。
そして、具体的思考から抽象的思考にシフトしていかないと問題が解けなくなっていくの!
具体的思考って言うのは、これまで見たり聞いたり経験したりしたことを、具体物を用いてシンプルに考えること。
抽象的思考は、頭の中で抽象的な思考ができるようになることで、「友情」といった抽象的な概念を理解する時期でもあるの。
そして、抽象的思考の変化に合わせて、算数の問題も変化していく。
例えば、記号を使った計算。億や兆の数字。小数点など、抽象性が高まる。
だからこそ、具体的思考から抽象的思考にシフトしていかないと、勉強についていかなくなってしまう。
そこで、親ができる関わり方は、「一緒に宿題をやること」
抽象的思考力は経験がないと理解できない。
例えば、「友情」の概念も、幼い頃からいろいろな友だちと遊ぶ中で、ケンカや仲直りを繰り返す経験があるから、「友情」の概念を理解できる。
算数の勉強も同じで、経験がなければ抽象性が高まった問題は解けないの!
だから、親と一緒に宿題をする経験が役に立つんだ。
一緒に宿題をすると、子供のつまづきポイントが分かる。
そして、子供の分からないところは、例え話で伝えてあげる。
それも、子供が体験してきたことをベースに伝えてあげると、子供の理解力は上がるよ。
なぜなら、人って自分の体験を通してでしか理解できないから!
だから、子供の分かる言葉で、抽象性が高い問題も、子供が体験してきたことを使って説明してあげる。
例えば、理科の天秤の学習があったら、公園で遊んだシーソーで説明してあげる。
そうすると、体験と問題がむすびついて、抽象的思考が育っていくんだ。
なので、10歳の壁を突破するために、たまには一緒に宿題をやってあげてね。
兄妹の気持ちを考えさせる 10歳の壁の突破方法③
我が家は、1男4女の5人兄妹!これから6人目も生まれるんだけど、兄妹がいるなら抽象的思考が育てやすい。
そして、他人の気持ちを考える力が育つんだ。
それは、兄妹喧嘩で学んでいくの!
小学4年が保育園児と喧嘩するんだよね。
親からすれば、上の子が我慢しろとか、保育園児に怒るなよって思うんだよね。
そんな時は、小4の長男のイライラする気持ちに寄り添いながら、「下の子はなんであの行動をしたと思う?」って質問をしてあげるんだ。
そうすると、下の子の気持ちになって考えてくれる時がある。
長男のイライラ度合いにもよるけど、質問をしてあげることで、少しでも考えるんだよね。
それが、相手の気持ちを考える訓練になるの!
さらに、部屋の片づけは兄妹全員でやらせるんだ!
すると、上の子と下の子で片付けの能力差があるの!
そして、長男は下の子の片づけない姿を見て、「片付けしろ」って感情をむき出しにするんだよね。
けれども、下の子は動かない。
すると、「パパ、三女が片付けしなくて嫌なんだけど」って僕に訴えてくるの!
そんな時は、「長男が三女の時の年齢だったら、どんな言い方をされたら片付けできた?」って言うの。
すると、三女の気持ちになって考えるんだよね。
これは、正解が出なくてもいの!考えるってことが重要なんだ。
こうすることで、対人関係の10歳の壁を突破する力になるから!
兄妹喧嘩の効果なのか、学校生活では友達と助け合いができる子になっている。
なので、兄弟がいるのであれば、兄妹の気持ちになって考えさせる質問のアプローチをしてみて!
そうすることで、他人を思いやる気持ちが育っていくから!
ルールとその理由を伝える 10歳の壁の突破方法④
抽象的思考を育てるには、一方的な指示ではダメなんだ。
「早く寝なさい」とか「早くお風呂に入りなさい」って命令することって多いよね。
これがダメってわけじゃないんだけど、せっかくだから抽象的思考力を身に着けるアプローチがいいよね。
そのためには、一方的な指示ではなく、「ルールとその理由を伝える」このポイントが大切なんだ。
10歳の壁を乗り越えるのは「考える力」がめちゃめちゃ重要。
だからこそ、命令に従うだけじゃだめ!
なぜ、ルールが重要なのかって裏付けを教えてあげることが大切なんだ。
そうすることで、頭の中で抽象的に考える力が育っていく。
例えば、我が家では9時には寝るってルールにしている。だから、「早く寝なさい」って一方的な指示を今まではしていたんだよね。
子供が9時に寝ないと、「早く寝ろ!」って怒鳴ってた。
子供にとったら、起きて遊んでいたい気持ちがあるんだよね。
だからこそ、ルールの意味を伝えるってことが大切なの!
「なんで9時に寝なきゃいけないのか?」その理由を伝える。
そうすることで、ルールの意味を考えるようになるから、ただ親に従うのではなく、自分で考える習慣がつくんだよね。
なので、我が家では子供たちにルールを作ってもらうこともしている。
例えば、部屋の片づけ。
5人も子供がいると部屋の中はすぐに散らかり放題。
なので、子供たちに「子供たちが自分たちで片付けができるルール」を考えてもらうんだ。
すると、まったく上手くいかないんだよね(笑)
子供たちが決めると全然片付かない。
そんな時は、「じゃあ、どんなルールに変更したら片付けができる?」ってさらに、ルールを考えてもらうの!
そうすると、トライ&エラーが積み重なって自分たちで考える力が身についていくんだよね。
親の根気は必要になるけど、おかげさまで学校生活にはその体験が役に立っているみたい。
なので、ルールとその理由を伝えるながら、子供の考える力を育んでね。
親の弱みを見せる 10歳の壁の突破方法⑤
自己肯定感は弱みを拒絶していたら、どんどん劣等感に苛まれる。
だからこそ、親が弱みをジャンジャン見せてあげよう!
完璧な親なんて演じなくていい。
等身大のあなたになって、子供の前で弱みをさらけ出そう。
そして、弱みをどうやって対処しているのか?
その対処方法を教えてあげれば、子供も自分の弱みと向き合える。
例えば、我が家の場合
ママは家事をあまりやらないの。苦手だから。
その代わり、パパが家事をやっているんだ。
子供たちも友達付き合いが始まると、「なんでうちはママはやらないの?」ってなるんだよね。
昔はママが家事全般をやっていたんだけど、その話をすると長くなるので、もしも我が家の家事分担が気になるなら、こっちを参考にしてね。
そして、なんでママなのか?どうしてパパがやっているのか?
お互いの得意分野とか、苦手なこと弱みを子供に全部伝えているんだ。
そして、苦手なことはどうするればいいのか?
そんな話もしている。
そうすると、子供たちも自分の弱みと向き合うんだよね。
苦手なものは苦手!そんなときはどうやって克服するのか?
代替案はあるのか?って感じで自分なりに自分の特性と向き合っている。
なので、弱みも強みも受け入れることができるから、自己肯定感も高まっているんだ。
完璧な親なんていない。
親も自分の弱みを認めることで、日々の生活がグッと楽になる。
そして、家族で弱みを補える関係になれるから家族の絆も深まるよ。
まとめ
いかがだったでしょうか?
10歳の壁の男の子の乗り越え方。
我が家の突破方法をお伝えしました。
もう一度ポイントを整理すると。
大切なことは「自己肯定感を育てること」
自己肯定感を育みためには、「褒める」「認める」「包み込む」ことをしながら、抽象思考力を育ててね。
10歳の壁を乗り越えるためには、抽象思考力で自分のことを客観時できることや、他人の気持ちを思いやることが大事。
そして、抽象思考力が高まれば、勉強のつまづきもなくなっていく。
だからこそ、親ができる自己肯定感の育て方ながら抽象思考力の高め方は、
・褒め褒めコミュニケーション
・一緒に宿題をやる
・兄妹の気持ちを考えさせる
・ルールとその理由を伝える
・親の弱みを見せる
この5つの関わり方をして、子供の自己肯定感を育てる親になってください!
そうすれば、子供も家族も笑顔が増えるからね。